10月4日、東京工業大学 学長室にて日野自動車スカラーシップ(Hino Motors Scholarship)授与式が行われました。日野自動車スカラーシップは、日野自動車株式会社からの寄附を原資として、次世代を担う優秀な本学私費留学生(タイ王国もしくは別のASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国)を対象に設立された奨学金制度です。グローバルな事業展開を行う日野自動車株式会社の企業方針の一翼を担うとともに、本学が目標のひとつとして掲げる「世界の理工系トップ大学・研究機関との連携強化、優秀な研究者・学生との交流を通じた教育研究の高度化・国際化の推進」の一助となっています。
今年度は、インドネシア出身で環境・社会理工学院 融合理工学系のハンダヤニ・ナビラさんが選ばれました。
授与式には日野自動車株式会社 技術管理部総括グループ主管の木谷太郎氏も出席し、三島良直学長の挨拶および木谷氏の挨拶の後、奨学生証が授与されました。その後ハンダヤニさんから、「素晴らしい奨学金と学ぶ機会を与えてくださった日野自動車に感謝します。また、これまで学んできたこと、そしてこれから学び続ける専門的知識が持続可能な未来へのひとつの解決策となることを強く願っております」と、感謝の意と意気込みが述べられました。