11月8日午後に大岡山キャンパスにて、震度6弱の地震を想定した防災訓練を実施しました。
総合訓練では、各地区に自衛防災地区隊を編成して安否確認を行うとともに、三島良直学長を本部長とする非常災害対策本部を設置しました。そして、各班に分かれてすずかけ台キャンパスとの情報伝達をはじめ、施設の安全点検、特殊材料ガスや放射線の漏洩の確認、避難人数の把握、非常食の炊き出し等の訓練を行いました。
また、地震の後に西9号館等で火災が発生した想定で消火訓練が行われ、田園調布消防署による梯子車を使用した救助や放水の演習が行われ、三島学長が梯子車より放水開始の指揮を行いました。
個別訓練においては、本年度の新たなプログラムとして、学内に設置されている災害対応自動販売機の操作実演を行ったほか、地震体験車や火災時の煙を体感する「煙体験ハウス」、消火器の取扱い訓練、東工大ボランティアグループの協力を得て非常食の配布等が行われました。学生、教員、職員等数多くの参加があり、さまざまな訓練を通して、改めて防災の意識を高める機会となりました。