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「7類 新入生セミナー」開催報告

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東工大では毎年、新入生を対象に、類ごとのセミナーを実施しています。

7類新入生セミナーは、バスで出かける宿泊研修です。前日に降った雨も上がり、春特有の強風は残るものの新入生セミナー日和となった4月4日正午、7類新入生155名、生命理工学部および大学院生命理工学研究科の上級生20名、大学院生命理工学研究科教員7名が4台のバスに乗り込み、千葉・鴨川に向けて出発しました。

道中、「海ほたる」パーキングエリアと道の駅「ふれあいパークきみつ」で休憩をとりました。「海ほたる」パーキングエリアでは、会話も聴こえ辛い位の強風で、今にも雨が降りだしそうな空模様でしたが、千葉に入り房総半島の山間にある「ふれあいパークきみつ」に着いたころには天気も回復して風も穏やかとなり、無事にバス毎に新入生の集合写真を撮ることができました。

外房の鴨川館に到着後、新入生を6つのグループに分け、それぞれ担任教員や助言教員との活発な交流セミナーを行いました。6時からは総勢180名強の参加者全員が一堂に会しての夕食をとりました。

夕食後は7~8名の班毎に分かれ、20名の上級生との交流会を開催しました。それぞれの上級生が趣向を凝らし、新入生が興味を引く催しや議論を企画しました。椅子を円状に並べゲームを行う班、1年次の授業履修のノウハウを教える班、模造紙やふせんを使って将来の目標等について議論する班、ものつくりの海外のコンテストに出場した経験を話す班など、それぞれ大変興味深く、笑い声も絶えませんでした。中には上級生との議論に熱中し、交流会の時間を30分もオーバーした班もありました。

翌日は、朝食後、8時半より生命理工学部長による講話が始まりました。200枚以上の写真を使い、すずかけ台キャンパスがある横浜市の名所の数々を紹介し、横浜で学ぶ素晴らしさを熱く講演しました。続いて、生命理工学研究科の若手教員2名が、大学で学ぶ上での心得やバイオの研究の面白さについて、研究現場の臨場感を交え分かり易く説明しました。いずれも新入生は大変興味深く聞き入っている様子でした。

午前の講演後は、マザー牧場に向かいました。マザー牧場では、ジンギスカンレストランで昼食をとった後、牧場内でしばらく自由行動の時間をとりました。広場では満開の花畑に菜の花の香りが隅々まで広がっていました。午後2時半にマザー牧場を後にし、帰路につきました。ほとんどの新入生が夜遅くまで起きていたせいか、バス内は寝息だけが聞こえるほど静かでした。午後4時半に大岡山キャンパスに到着しました。新入生は沢山の同級生、上級生、そして教員と様々な場面で親しくなり、大学生活のスタートとして相応しいセミナーとなりました。

7類 新入生セミナー バスごとでの集合写真
バスごとでの集合写真


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