8月31日、第50回全国国立工業大学柔剣道大会(六工大戦)が九州工業大学で開催されました。参加校は、東京工業大学、九州工業大学、名古屋工業大学、京都工芸繊維大学、北見工業大学、室蘭工業大学です。大会では、柔道・剣道それぞれ団体戦・個人戦があり、団体戦は6大学でリーグ戦、個人戦は各校5人ずつ出場してトーナメント戦を行います。
この大会で東工大柔道部・剣道部は、柔道団体戦 準優勝、剣道団体戦 優勝という好成績を収めました。また、5年連続の総合優勝も達成することができました。なお、柔道部は第46、47回大会で柔道団体戦を2連覇、剣道部は第48~50回大会で剣道団体戦を3連覇しています。
柔道部主将 高木秀さん(工学部情報科学科3年)のコメント
東工大柔道部は、六工大戦での優勝を目標に、1年間練習に励んでいます。昨年までに比べ、今年は戦力的に厳しい戦いでした。取れるところはしっかりと取れたように思いましたが、今一歩実力が及ばず、優勝することは出来ませんでした。
今の現役部員の中には柔道歴が比較的短い部員も多く、言い換えれば、まだまだ伸び代があります。部員一人ひとりの力を引き出し、伸ばすことができるかどうかは、これからの努力次第なので、まずは日頃の練習から真面目に取り組んでいきたいと思います。
来年は、今年試合に出た選手がほぼそのまま出場するので、今年よりも優勝するチャンスがあると思います。また1年間優勝目指して努力してまいります。
剣道部主将 山中健太郎さん(工学部電気電子工学科3年)のコメント
剣道部は、1年間同大会の優勝を目標にして、日々の稽古に精進してまいりました。去年の大会での優勝で、2年連続の優勝は3回目となりました。しかし、3年連続の優勝はこれまで成し得ませんでした。今回の優勝で東工大剣道部としては、史上初の大会3連覇となり、学長に良い結果を報告することができて部員一同大変嬉しく思っています。これもひとえに私どもの部活動を様々な形で支えて頂いている学校関係者、OB・OGの諸先輩方をはじめとする、多くの方々の温かいご支援の賜物だと感謝しております。
剣道は単に試合に勝つことが全てではありません。剣の理法の修練を通して、私達が正しく正々堂々と生きていくための人間形成をすることが剣道の理念です。この結果に慢心することなく、稽古を積み重ね、高い目標を持ち、さらなる記録の更新をしていきたいと思っています。