8月22日、東京工業大学と大田区教育委員会共催で、東工大大岡山キャンパス西4号館2階の応用化学実験室にて「2022東工大・おおたサイエンスフェスタ」を開催しました。
このイベントは、理工系大学で最先端の研究に取り組む人材を育てるための一環として、本学と大田区との基本協定に基づく取り組みです。子どもが理科を好きになる機会として毎年開催されてきましたが、2020年と2021年はコロナ禍により中止となり、3年ぶりの開催となりました。今回は、大田区内の小学3年生~小学6年生412名からの申し込みがあり、抽選の結果72名が参加しました。
当日は「化学反応で液体を変身させよう!」をテーマに、3つの実験を行いました。水やムラサキキャベツ抽出液とさまざまな化合物を反応させることで、発熱反応や吸熱反応、色の変化が起こることを観察しました。また、最後には、実験で学んだことを生かして、自宅でも楽しめるオリジナル冷却パックとオリジナル入浴剤を作成しました。
実験中、子どもたちは講師からの問いかけに元気よく答え、目の前で起こる化学反応を、興奮しながら観察し、講師へ熱心に話しかける様子が見られました。