4月12日、フィリピンのデ・ラ・サール大学(以下、DLSU)、ブラザー・ベルナルド・S・オカ学長(以下、オカ学長)一行が東工大を訪問し、益一哉学長、佐藤勲総括理事・副学長、林宣宏副学長(国際連携担当)等と懇談しました。
今回の訪問は、フィリピン国内におけるコロナ禍が落ち着きつつある中、活発な国際交流の再開に際して、DLSUが本学を最初の訪問先として決定したことによるものです。
懇談では、はじめに益学長から挨拶があり、最初の訪問先として本学を選んだことに対する御礼の言葉が述べられました。続けて、最近行われた学位記授与式および入学式開催の報告、東京医科歯科大学との統合について説明がありました。そして、本学とDLSU両大学の附属高校同士の交流といった、長年培ってきた交流を振り返りました。オカ学長からは、現在のDLSUでの学生生活や研究の状況について報告があり、国際交流活動の再開として、夏以降の留学を見据えた留学プログラムが進行中であることについて説明がなされました。その後、今後の両大学における若手研究者の国際交流などについて意見交換を行いました。
懇談には、本学フィリピンオフィス長の西崎真也教授と、国際教育推進機構の太田絵里特任教授、DLSU卒業生で環境・社会理工学院 融合理工学系のバルケズ・アルビン・クリスタファー・ガラン准教授も同席し、会場は終始和やかな雰囲気となりました。
その後、一行は国際交流施設Hisao & Hiroko Taki Plaza(ヒサオ・アンド・ヒロコ・タキ・プラザ)を訪れ、西崎教授、太田特任教授から建物の概要等の説明を受けて、熱心に施設を見学しました。