東京工業大学の公認サークルであるデジタル創作同好会traPは3月25日、大岡山キャンパスで中高生のためのプログラミング教室を開催しました。プログラミングに興味がある中高生に東工大生がプログラミングを教える本教室は、traPが年2回主催し、今回で13回目となりました。
部員と協力してプログラミングを進める参加者
部員のサポートのもと、17人の参加者はブラウザ上で動くインベーダーゲームを制作しました。参加者はtraPが用意した資料をもとに、JavaScript(ジャバスクリプト)というプログラミング言語を用いて、敵に弾を撃つ、障害物を生成するなどの機能を実装していきました。
制作したゲームを操作する参加者
また、昼食後にはLT会を行いました。LTとはLightning Talk(ライトニング・トーク)の略で、希望する部員が短いプレゼンテーションを行うというものです。今回は2人の部員が「プログラミングとは何か」「型とは何か」という内容のLTを行いました。
プログラミングについてプレゼンテーションする部員
終了後のアンケートでは参加者全員から「とても良かった」との回答がありました。また「楽しくゲームを作ることができた」「東工大生が優しく教えてくれた」などの感想が寄せられました。デジタル創作同好会traPでは、今後も中高生のためのプログラミング教室を定期的に開催します。
プログラミング教室の司会を務めた情報理工学院 情報工学系の近藤悠介さん(学士課程1年)のコメント
大学では現在、プログラミングや数理論理学など、情報工学の基礎を成す部分を学んでいます。
本教室の最も良いところは、中高生に年の近い大学生が講師を務めていることであると思います。大学生とのコミュニケーションによって、楽しくプログラミングを学ぶことができる上、プログラミング以外のことについても何か聞くことができるかもしれません。
このプログラミング教室を通じて得た経験を、参加者が少しでも役に立てていただけたならば、こちらとしてこれ以上幸せなことはありません。
デジタル創作同好会traPとは
デジタル創作同好会traPは、東京工業大学で活動している技術(ものつくり)系公認サークルです。2015年4月に設立され、チーム制作や技術共有を目的にデジタルコンテンツを制作しています。webアプリ・ゲームの制作から2D・3Dグラフィックやサウンド、競技プログラミングやサイバーセキュリティ(CTF:Capture The Flag)など多岐にわたる活動を行っています。また、ゲーム制作者同士の交流イベント(Game^3)や中高生向けのプログラミング教室を主催し、外部との交流も積極的に行っています。
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組織名や参加者の職名・学年は全て開催当時のものです
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本イベント開催にあたり、株式会社サポーターズから昼食費の提供などの協力を得ています
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