6月24日、全学協定校である台湾の国立陽明交通大学 林奇宏学長一行が東京工業大学を訪れました。
東工大からは、益一哉学長、佐藤勲総括理事・副学長、科学技術創成研究院の若林整教授、伊藤紀子理事・副学長特別補佐(企画担当)が出迎えて懇談を行いました。
国立陽明交通大学は、医学系の国立陽明大学と理工学系の国立交通大学が統合して2021年2月に設立された大学です。東工大は国立陽明交通大学(旧・国立交通大学)と2004年に全学協定を締結して以来、教育・研究交流を継続しており、国立陽明交通大学半導体産業学院と東工大工学院の間では、ダブルディグリープログラムも実施しています。
懇談では、統合から3年半を経た国立陽明交通大学の現在までの歩みや、東京医科歯科大学と東工大の統合によって誕生する東京科学大学(Science Tokyo)についてなど、互いの大学紹介を改めて行いました。
国立陽明交通大学では旧大学間のコンセンサスを大事にしており、統合後2年ほどはお互いに理解を深めることやそれぞれの強みを結集して新分野の開拓に注力してきたこと、そしてこれからは新たな分野への挑戦を始めるところであると話がありました。東工大は10月の統合を前に、非常に有意義な意見交換を行うことができ、医工連携による統合という共通点を持つこととなる両大学にとって、今後のさらなる協力関係・連携強化につながる貴重な機会となりました。
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