6月2日、東工大のサマープログラムに参加するためにTiROPの協定大学から事前に来日した学生を対象としたオリエンテーションが行われ、その一環として、過去にTiROPで東工大から派遣された学生や、本年度派遣予定の学生たちが主体のキャンパスツアーが実施されました。
TiROP(グローバル理工系リーダー養成共同ネットワーク)は、文部科学省の「大学の世界展開力強化事業」としての採択を受けている留学生の受入・派遣プログラムです。このプログラムでは、アジア・欧米等の世界トップレベルの理工系大学と東工大が連携して、それら大学から留学生を受入れ、同時に東工大生を派遣します。学生交流を通じてネットワークを構築することで、大学の国際化を推進し、国際的な舞台で活躍できる人材の育成を目指しています。
一同は、始めに第二食堂を訪れ、メニューを見たり学食の雰囲気を味わいました。隣にある生協では、東工大グッズや専門書などを手に取っていました。その後、第一食堂に向かい参加者で昼食を楽しみました。留学生は日本のカレーライスに興味を示していました。昼食が終わると附属図書館に移動しましたが、一同は外観や、整った設備に驚いていた様子でした。次のHUB-ICS※では、東工大の学生たちと交流が行われました。最後に体育館に行き、トレーニング施設などを見学しました。
今回のキャンパスツアーのリーダー チャン・ズイ・タックさん(ベトナム出身 国際開発工学専攻博士課程1年 平成27年度ジョージア工科大学へ派遣予定)からの報告
TiROP留学生、留学生チューター、TiROP派遣生の皆さんは一緒に話しながら、大岡山キャンパス内を視察して、有意義な時間を過ごしました。
TiROP留学生の皆さんは、この日東工大へ来るのが初めてだったため、東工大の様々な施設を見ることができ、興味が尽きない様子でした。特に図書館を見学する時がそうでした。また、TiROP留学生同士もこの日は初対面だったこともあり、このツアーを通じて、より仲よくなったのではないかと思います。
留学生チューターの皆さんも、それぞれの授業や研究室で勉学や研究に励んでいるため、なかなか交流する機会がないとは思いますが、この機会に、他の国の新しい友達を作り、交流することができ、とてもよい経験になったと思います。
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- HUB-ICS : 言語やコミュニケーション、国際化に興味がある学生と教職員が利用できる空間。
英語やその他の言語で会話やディスカッションをし、様々な国籍の人とのつながりを作ること可能です。また、テレビで英語のニュースを見ることができ、コンピューターの利用ができる施設でもあります。
- TiROP 大学の世界展開力強化事業 グローバル理工系リーダー養成協働ネットワーク
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