平成26年1月10日
国立大学法人 東京工業大学
大学院生命理工学研究科元教授の研究室における研究費の不正使用と関係者の処分等について
東京工業大学は、研究費の不正使用と関係者の処分等につきまして、以下の資料のとおり記者会見を行いましたので、お知らせいたします。
【会見資料はこちらのとおりです】
学長コメント
このたび、大学院生命理工学研究科元教授の研究室において不正経理の疑いが発覚したため、これまで調査委員会において厳正に調査を進めてまいりましたが、極めて残念なことに研究費の不正使用の事実があったことが確認されました。
本学では、国民の信頼と負託に応えるべく、教職員一同、研究費の適正な使用に対する意識の高揚を図るとともに、全品検収制度の導入やコンプライアンス室の設置などの体制の整備等を進めてまいりましたが、今般、本学の教職員による研究費の不正使用が明らかとなりましたことは、誠に遺憾であり、国民の皆様並びに関係機関に深くお詫びを申し上げる次第です。
本学では、事案の重大さに鑑み、関係者に対し、厳正な処分を行いました。
本件につきましては、今後も事件の内容について、引き続き詳細に調査を実施し、新たに明らかになった事項が生じた場合にはその結果を公表いたします。
また、今後、このような事態が生じないようさらなる再発防止策を早急に講じてまいります。
平成26年1月10日
国立大学法人東京工業大学長
三島良直