昨年実施された学勢調査2014の調査結果と、それに基づく提言書が、学長に届けられました。
学勢調査は、学生の学園生活の現状を大学に伝え、その意見を大学の運営に反映させるために、2年に1度実施する、本学の全学生を対象としたWeb上でのアンケートです。アンケート設問は、設問作成担当の学生スタッフにより精査・検討され、10月の調査で1,793名からアンケート回答を得ました。その後、解析・提言作成担当の学生スタッフ19名によって、データの集計と解析、キャンパスミーティング(関係部署でのヒアリング)が行われ、スタッフ間での熱心な討論を経て、提言書としてまとめられました。なお、設問作成担当、解析・提言作成担当ともに、自ら応募した学生有志で構成されています。
今回の調査では特に、2016年度からの教育改革を見据えて、その趣旨と内容を学生に伝えるとともに、改革に対する学生からの要望と意見を集約することに焦点をあてています。
7月6日、学生スタッフを代表した3名が学長室を訪れ、三島良直学長、丸山俊夫理事・副学長に提言書を手渡しました。学生代表による今回の調査の概要、特徴、全体的な提言の説明につづき、三島学長は出席した学生スタッフ一人一人から解析結果とそれらに基づく提言を聞きました。その後、学長は「学生の真剣な意見をできる限り反映させて、東工大をよりよい大学に進化させていきます。」と、心強い言葉を述べました。
本提言書は、教育研究に係る重要事項を審議する教育研究評議会の構成員、各専攻長・学科長やヒアリングを行った大学関係部署にCDにて配布されるとともに、Web上でも公開されています。
学勢調査ワーキンググループ主査の岩附信行教授は、「教職員・学生各位にぜひ、一読をお勧めします。」とコメントしています。
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