5月21日、国立台湾科技大学の李篤中副学長と同大視察団一行が東工大を訪問し、三島良直学長、丸山俊夫理事・副学長、岸本喜久雄理工学研究科工学系長等と懇談を行いました。
懇談では、李副学長による国立台湾科技大学の概要説明に続いて、三島学長が東工大の概要および教育改革、スーパーグローバル大学創成支援事業への取り組みに関する説明を行いました。懇談の最後に李副学長は、同大の学生が海外で学ぶ機会を持てるように、今回の訪問を機に本学と積極的に連携していきたいという廖慶榮学長の意向を伝えました。
懇談後、一行は学術国際情報センター(GSIC)を訪問し、同センターに設置されているスーパーコンピュータ「TSUBAME 2.5」の説明を青木尊之副センター長から受けた後、最新のエネルギー技術を駆使した環境エネルギーイノベーション棟(EEI棟)へ移動し、山田明教授(電子物理工学専攻)より最先端環境技術を要する同施設の特色等の説明を受けました。
また、翌日午後からは、本学工学系の教員と両学の研究内容に関するワークショップを行い、関連する研究室を見学しました。
国立台湾科技大学は1974年に設立された理系・科学技術系の国立大学です。約10,000人の大学生、大学院生が台湾台北市にあるキャンパスで学んでいます。