三島良直学長
1月28日(火)、JENESYS2.0 科学技術第1 陣プログラムによる、タイ人大学生・大学院生たちのグループが本学を訪問しました。
JENESYS2.0は2007 年に始まったJENESYS の後継として、アジア大洋州諸国との間で3 万人規模で実施される青少年交流事業です。日本経済の再生に向けて、日本に対する潜在的な関心を増進させ、訪日外国人の増加を図るとともに、クール・ジャパンを含めた日本の強みや魅力等の日本ブランド、日本的な「価値」への国際理解を増進させることを目指しています。
今回、広くタイの大学生、大学院生から選ばれた48名が本学を訪問しましたが、この中には23名のTAIST-Tokyo Techの学生が含まれました。TAIST-Tokyo Techの学生たちは、ふだん本学教員の授業を受講し、研究指導を受けていますが、彼らの多くにとって今回が初めての東工大訪問です。
当日は、本学・三島良直学長の歓迎挨拶、国際室・藤井信生特命教授による大学紹介に続いて、TAISTを卒業して本学博士後期課程に進学した2名の学生による日本の大学生活の紹介などが行われました。
その後、グループは二組に分かれて、最先端の環境エネルギー技術の研究が行われる「環境エネルギーイノベーション棟」、学生がものつくりの楽しさを経験できる「ものつくり教育研究支援センター」を見学しました。参加者たちは熱心に質問し、今回のJENESYS訪問のテーマでもある「日本の科学技術・ものづくり・先端技術」を満喫しました。
一行はこの後宮城県を訪問し、日本企業、地方自治体、教育機関などの訪問を通じて日本について学ぶほか、一般家庭でのホームステイを通じて、ホストファミリーとの交流を深める予定です。