2013年12月25日~26日、学部の文系発展科目「英語で学ぶ日本事情 (Topics on Japan) I」及び大学院留学生科目「Study on Japanese Companies and Industries I」の受講生の希望者を対象としたワークショップを熱海にて開催し、学生35名が参加しました。
Do Ngoc Hungさん
Riski A Wirawanさん
1日目には、アサヒビール神奈川工場を見学し、夜には、本学を卒業し日本で就職した、ベトナム出身のDo Ngoc Hungさんとインドネシア出身のRiski A Wirawanさんを招き、就職活動、現在の仕事、後輩への助言を語っていただき、その後、グループ討論を行いました。
2日目には、本学卒業生の齊藤栄 熱海市長に、「Renewal of Atami(新生熱海に向けて)」と題し、熱海の歴史、現状と課題、新生に向けての政策、及び留学を含むご自身のキャリアについて英語でお話をいただきました。学生達からの質問にも丁寧にご回答いただき、学生一人一人にご著書『まちづくりから日本を変える』(海南書房)を贈呈していただきました。午後は5グループに分かれ、国際観光専門学校熱海校の学生と熱海市内を巡りました。
参加した学部生及び留学生の感想を紹介します。
将来留学を希望し、現在は社会工学科で都市計画や町おこしの勉強をしている私にとって、齊藤市長はあこがれの先輩であり、今回学んだ熱海市の今と昔については今後の研究の参考にさせていただきたく思いました。齊藤市長の考え方は、熱海に限らず、様々なところで応用することができると思いました。
(工学部社会工学科3年 佐生明佳)
All in all the study tour was very inspiring and relaxing. Those who wish to work for a Japanese company should really give it a try. The cases of Mr. Do and Mr. Wirawan prove that there is a good chance to be accepted. I also hope that an enjoyable city like Atami will succeed in attracting more tourists.
(訳: 今回のワークショップは全てが非常に刺激的で、アットホームでした。日本企業に就職を希望している学生は、ぜひ参加したほうが良いと思います。Do Ngoc HungさんやRiski A Wirawanさんのケースが、留学生に日本で就職するチャンスがあることを証明しています。また、熱海のような楽しい街が、観光客誘致に成功することを願っています。)
(海外交流学生(アールト大学) Jasmin Wang)
グループ討論
英語で講演する齊藤栄 熱海市長