令和2年度9月 東京工業大学学位記授与式挙行 学士課程81名、大学院課程357名が卒業・修了
東京工業大学は9月25日、大岡山キャンパス東工大蔵前会館にて、2020年度(令和2年度)9月学位記授与式を執り行いました。 2020年3月の令和元年度学位記授与式に続き今回も、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策の観点からやむを得ず、規模を縮小して挙行しました。式典の様子はYouTube本学公式チャンネルにてライブ配信しました。...
View ArticleDLabパートナーズ キックオフミーティングを開催 パートナー企業7社が参加
東京工業大学未来社会DESIGN機構(以下、DLab)は、「人々が望む未来社会とは何か」を社会の一員として考え、デザインしていくための組織です。その活動のひとつとして、企業等が会員となり「DLabパートナーズ」として共に豊かな未来社会像を描くという活動を行っています。9月15日にはパートナー企業7社から15名、DLab構成員から17名の計32名が参加するキックオフミーティングをオンラインで開催しまし...
View Article西原秀典助教が2020年日本進化学会研究奨励賞を受賞
東京工業大学 生命理工学院の西原秀典助教が2020年日本進化学会研究奨励賞を受賞しました。授賞式は9月6日、日本進化学会第22回オンライン大会にて行われました。 研究題目:哺乳類の転移因子に関するゲノム進化学的研究 日本進化学会の研究奨励賞は、進化学や関連する分野において、研究業績上大きな発展が期待される若手の学会員に与えられる賞で、毎年それぞれ若干名に授与されます。...
View Article令和2年度9月 東京工業大学入学式を挙行 4月・9月の入学生 学士課程・大学院課程計3,577名
東京工業大学は9月30日、大岡山キャンパス東工大蔵前会館で、2020年度(令和2年度)9月入学式を執り行いました。 2020年4月の入学式が新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったことを受け、今回の入学式は4月と9月入学生の全員を対象として行いました。なお、昨今の感染状況を踏まえやむを得ず、規模を縮小して挙行しました。式典の様子はYouTube本学公式チャンネルでライブ配信しました。...
View Article東工大の「マルチスコープ・エネルギー卓越人材」が文科省卓越大学院プログラムに採択
東京工業大学が中心となり申請したプログラム「マルチスコープ・エネルギー卓越人材」が8月28日、文部科学省の2020年度(令和2年度)卓越大学院プログラムに採択されました。 卓越大学院プログラムとは 博士課程を設置する日本の国公私立大学を対象として2018年度(平成30年度)から始まった事業です。...
View Article可視光応答形光触媒による新型コロナウイルス不活化を確認
概要 東京工業大学(物質理工学院 材料系 宮内雅浩教授)、奈良県立医科大学(微生物感染症学講座 中野竜一准教授)、神奈川県立産業技術総合研究所(研究開発部 抗菌・抗ウイルス研究グループ)の研究グループは世界で初めて可視光応答形光触媒材料(CuxO/TiO2)による新型コロナウイルスの不活化を確認しました。その不活化条件を実験的に明示することにより、光触媒による抗ウイルス効果を学問的に示しました。...
View Articleデジタル創作同好会traPが中高生のためのプログラミング教室をオンラインで開催(2020年 夏)
東京工業大学の学生サークルであるデジタル創作同好会traPは、8月23日にオンラインで、中学生と高校生のためにプログラミング教室を開催しました。 完成したゲーム画面...
View Articleピルビン酸応答転写因子の微生物における新規な役割を同定 微生物の物質生産能力の向上にも期待
要点 大腸菌のピルビン酸応答転写因子PdhRが、脂質の異化経路を制御していることを同定した PdhRがTCA回路や乳酸代謝経路、グリコール酸代謝経路など、ピルビン酸の濃度に直接的に影響を与える複数の炭素源代謝経路の制御に関わっていることを同定した PdhRが鞭毛形成のための制御因子を制御することで、細胞の運動性を制御していることを同定した...
View Article太陽系外惑星の材料を特定する新しい観測手法の提案 壊れゆく惑星から流れ出る塵の色を宇宙望遠鏡の組み合わせで観る
要点 太陽系外の惑星を構成する固体物質はこれまでのところ不明 高温のため蒸発しつつある太陽系外惑星のもつ「塵の尾」に着目 複数の宇宙望遠鏡を用いて塵の尾の「色」を観測することにより、惑星の組成が推定できることを立証 概要 東京工業大学 理学院...
View Article赤木泰文名誉教授がEPEの最高位賞「ガストン・マジェット・メダル」を受賞 IEEEメダル(2018年)とのダブル受賞は世界初
東京工業大学の赤木泰文名誉教授(現・イノベーション人材養成機構特任教授)は、9月8日(日本時間9月9日)、欧州パワーエレクトロニクス学会(EPE: European Power Electronics Association)の最高位賞「2020 EPE Gaston Maggetto...
View Article梅原雅顕教授と山田光太郎教授が2020年度日本数学会賞秋季賞を受賞
東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系の梅原雅顕教授と理学院 数学系の山田光太郎教授が一般社団法人日本数学会の2020年度日本数学会賞秋季賞を共同で受賞しました。 受賞対象となった業績は以下の通りです。 退化した光的直線からなる曲面 業績題目 特異点をもつ曲面およびローレンツ・ミンコフスキー空間内の曲面の微分幾何学 (英訳:Differential geometry of surfaces...
View Article新奇な磁性トポロジカル絶縁体ヘテロ構造の作成に成功 磁性とトポロジカル物性の協奏現象に新たな知見
要点 トポロジカル絶縁体の表面付近に複数の磁性層を埋め込むことに成功 トポロジカル表面状態のエネルギーギャップが磁化秩序の発現温度より一桁高い温度で閉じることを実証 高温での量子異常ホール効果の実現、デバイス開発に新たな道 概要 東京工業大学 理学院...
View Article高電圧処理不要で高い性能を示す圧電体膜の低温作製に成功 高性能の圧力・加速度センサや、振動発電の実現に期待
要点 高電圧処理を必要としない圧電体膜の作製に成功 酸化物膜では最高値であり、窒化物膜にも匹敵するセンサ性能定数を達成 力を利用したセンサおよびエナジーハーベスタ(振動発電機)への応用に期待 概要 東京工業大学 物質理工学院 材料系の舟窪浩教授(元素戦略研究センター兼任)、舘山明紀大学院生(博士後期課程2年)、伊東良晴博士研究員、工学院...
View Article高校生・高専生「富岳」チャレンジを開催 世界最高性能を体験するスパコン甲子園
東京工業大学 学術国際情報センターは9月13日~22日、理化学研究所 計算科学研究センター、大阪大学 サイバーメディアセンターとともに、世界最高性能のスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」を使ってプログラミングを体験するオンラインイベントを開催しました。...
View Articleオオコウモリ2種の全ゲノム配列を解読 高い抗ウイルス免疫力や独自の食性進化に迫る
要点 オオコウモリ2種のゲノム解読および包括的な比較ゲノム解析を実施 免疫、タンパク質代謝、嗅覚系の遺伝子に適応進化の痕跡を発見 オオコウモリ独自の進化史解明や、人獣共通感染症ウイルス研究の足掛かりに 概要 東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の二階堂雅人准教授、同 総合理工学研究科の張子聡大学院生、国立遺伝学研究所の近藤伸二特任准教授および東京大学...
View Article世界で初めてエキゾチックな準粒子の量子的電気伝導を観測 超高品質SrRuO3薄膜を用いて『磁性ワイル半金属状態』の存在を実証
概要 日本電信電話株式会社(以下 NTT)は、SrRuO3 [Sr(ストロンチウム)、Ru(ルテニウム)、O(酸素)からなる化合物]の極めて高品質な単結晶薄膜[用語1]を作製し、東京大学(以下 東大)大学院工学系研究科 電気系工学専攻...
View Articleいかなる方向にもよく伸びるセラミック材料のしくみを解明 立方晶のように見えるのになぜ優れた圧電性をもつのか?
要点 チタン酸バリウム、マグネシウムチタン酸ビスマス、および、ビスマスフェライトを固溶させて合成したセラミック材料が、一見しただけでは結晶を構成する単位格子の形が立方体に見えるにもかかわらず、優れた強誘電性と圧電性を示すことを発見。 みだれた原子配置のビスマスイオンが電場印加方向に偏って結晶格子を大きくひずませることが強誘電性・圧電性の起源であることを放射光X線回折実験で解明。...
View Article業務運営に貢献したリサーチ・アドミニストレーター12名を表彰 2020年度
東京工業大学は9月23日、大岡山キャンパスで、業務運営に貢献したリサーチ・アドミニストレーター(URA)12名の2020年度職務表彰式を行いました。職務上の功績があったリサーチ・アドミニストレーターを表彰し、勤労等に報いるとともに、他の職員の勤労意欲を高め、大学の発展に寄与することを目的として行うものです。リサーチ・アドミニストレーターの職務表彰式は2020年度が初めてです。...
View Article筋細胞内に管状のリソソームネットワークを発見 超高齢化社会の課題である筋機能の維持に向けた新たな知見
要点 ショウジョウバエの筋細胞が作り変えられる際に、オートファジーに依存して、リソソームが管状のネットワークを形成する現象を発見 管状ネットワークの形成により、筋細胞の広い範囲でリソソームが同調する 超高齢化社会の課題である筋機能維持へ向けて新たな知見を提供すると期待 筋細胞内の管状リソソームネットワーク(マゼンタ)と後期エンドソーム(グリーン) 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院...
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