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小長井誠 教授、圓川隆夫 教授が紫綬褒章受章

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平成25年秋の褒章において、大学院理工学研究科の小長井誠 教授と大学院社会理工学研究科の圓川隆夫 教授が紫綬褒章を受章しました。
紫綬褒章は、学術研究や芸術文化、技術開発において功績をあげた者に贈られるものです。

小長井教授は太陽電池の先駆的な基礎研究と実用化に貢献するとともに、学術面・産業面での牽引役としての太陽電池コミュニティーの発展に大きく貢献しました。
平成20年には応用物理学会フェロー表彰、平成21年には文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞しています。

圓川教授は経営工学分野において、品質管理、SCM、そして生産管理という経営工学が対象とする幅広いオペレーションズマネジメントの領域で顕著な研究業績を挙げ、同分野の進化・発展に功績を上げるとともに、その業績・見識に基づく産官での活動を通して日本ならびに世界の品質向上や効率化に大きく貢献しました。
 平成21年には日本経営工学会賞、平成22年にはデミング賞本賞を受賞しています。

今回の受章をうけ、両教授は次のようにコメントしています。

小長井教授のコメント

「40年にもわたる太陽電池研究の功績が認められたことは、非常に名誉なことであり、たいへん嬉しく思っております。研究環境を与えてくれた東工大、一丸となって、ともに研究を行ってきた研究室の仲間、300名以上にも及ぶ卒業生、そして、積極的に産学連携に加わっていただいた産業界の方々と、喜びを分かち合いたいと思います。すっかりライフワークになってしまった太陽電池研究、これからも、太陽光発電システムのテラワット導入に向けて貢献してまいります。」

小長井誠 教授

圓川教授のコメント

「実務に近い管理技術である経営工学という学問分野で思いかけず受章できたこと、大変うれしく思っています。研究という面では、学界と産業界との価値観の違いに悩んできましたが、今後とも少しでもその距離を縮めるべく、経営工学の発展に寄与したいと考えています。」

圓川隆夫 教授


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