6月7日~8日、三島良直学長一行はインペリアル・カレッジ・ロンドン(以下、インペリアル)を訪問し、2016年3月に両大学間で締結された全学レベルの学術交流協定に基づく交流促進について確認しました。
三島学長、佐藤勲副学長(国際企画担当)らは、インペリアルのアリス・ガスト学長(President)、ジェームズ・スターリング学長(Provost)を表敬訪問した後、マーガレット・ドールマン副学長、ニール・アルフォード副学長、デイビッド・ガン副学長、アン・ウォゼンクラフト国際部長も交えて、今後さらなる連携強化を進めるための具体策について話し合いました。
また、一行は、インペリアルが新たに開発を進めているホワイト・シティ・キャンパスを視察し、この開発を担っているインペリアル・カレッジ・シンクスペース(Imperial College ThinkSpace)代表のユリアン・ロバーツ氏からインペリアルの今後の発展計画について聞きました。
これまで両大学の研究科等の部局や個々の研究者の間では、10年以上にわたって共同研究が行われてきました。また、本学大学院理工学研究科(工学系)とインペリアルの工学部は2005年に学生交流協定を、大学院生命理工学研究科と理学部化学専攻は2011年に研究者交流・学生交流・学術情報交換協定を締結し、交流を続けています。今年11月には、3月に締結した全学協定を機に連携強化を促進するための合同イベントが開催される予定です。
インペリアル・カレッジ・ロンドン
ロンドン市街中心部にキャンパスを置くインペリアルは、常に世界トップレベルにランクされる大学です。学生数15,000名、教職員数8,000名を擁するインペリアルは、これまでにペニシリンの発見者として知られるアレクサンダー・フレミングを始めとする14名のノーベル賞受賞者を輩出しており、科学、工学、医学、ビジネスの4つの分野を中心に、世界で活躍する多くの優秀な人材を生み出しています。
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- 9月2日11:00 本文中に誤りがあったため、修正しました。