地球生命研究所の廣瀬敬所長が藤原賞を受賞
本学、地球生命研究所(ELSI)の廣瀬敬所長が第57回藤原賞を受賞し、授賞式が6月17日に行われました。 贈呈式の様子 藤原賞は藤原科学財団によって1959年に創設されました。科学技術の発展に卓越した貢献をした者に与えられる賞で、数学・物理、化学、工学、生物学・農学、医学の分野から毎年2名が選ばれます。 地球内部の図...
View Articleウイルス監視ネットワークの構築による安全・安心社会の実現に向けて
概要 東京工業大学 工学院の山本貴富喜(たかとき)准教授らは、病原性ウイルスのセンサーにつながるデバイス構造を開発している。ナノ(10億分の1)メートル(nm)幅の流路を設け、流路を通るウイルスを電気的に検出する仕組み。...
View Article東工大リベラルアーツ科目の要石「東工大立志プロジェクト」
「東工大立志プロジェクト」は、今年度から開講した学士課程1年目の学生向けの必修科目です。東工大の教養教育を推進すべく今年度新設されたリベラルアーツ研究教育院が注力する本科目についてご紹介します。 講堂講義の司会は上田紀行リベラルアーツ研究教育院長 「東工大立志プロジェクト」とは何か?...
View Article高橋栄一教授に「米国地球物理学連合フェロー」の称号授与
理学院 地球惑星科学系の高橋栄一教授が、7月26日付で米国地球物理学連合(以下、AGU)フェローに選ばれました。 高橋教授は、現在の地球惑星科学系担当教員では、長井嗣信教授と廣瀬敬教授に次ぐ3人目のAGUフェローとなります。 地球惑星科学の分野では栄誉ある受賞となります。 受賞理由「高温高圧実験に基づく火成岩岩石学に関する重要でかつ根本的な貢献」 工大に設置したマグマファクトリーと高橋教授...
View Article平成28年度「東工大挑戦的研究賞」受賞者決定
挑戦的研究賞は、本学の若手教員の挑戦的研究の奨励を目的として、世界最先端の研究推進、未踏の分野の開拓、萌芽的研究の革新的展開または解決が困難とされている重要課題の追求等に果敢に挑戦している独創性豊かな新進気鋭の研究者を表彰するとともに、研究費の支援を行うものです。本賞を受賞した研究者からは、数多くの文部科学大臣表彰受賞者が生まれています。 15回目となる今回は10名が選考されました。 受賞者一覧...
View Article東京工業大学未来産業技術研究所発足記念講演会/祝賀会のご案内
東京工業大学は、2016年4月1日に研究体制を大幅に刷新し、約180名の専任教員から構成される科学技術創成研究院がスタートしました。その中で、未来産業技術研究所は、精密工学研究所、像情報工学研究所、量子ナノエレクトロニクス研究センター、建築物理研究センター、異種機能集積研究センターが統合され、新たに発足したものです。...
View Articleリベラルアーツ研究教育院創設シンポジウム 開催報告
6月15日、リベラルアーツ研究教育院の創設を記念して、「まず殻を破ることから―リベラルアーツの最先端へ―」と題したシンポジウムが大岡山キャンパス西9号館ディジタル多目的ホールにて開催されました。当日は学内外から200名を超える来場者があり、リベラルアーツ研究教育院に対する期待と関心の高さを改めて認識する機会となりました。 プログラム 総合司会 林直亨教授 1. 開会挨拶 三島良直学長 2....
View Article医農薬品の構造モチーフとして注目されるジフルオロメチル基の光触媒的導入法を開発
概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所の小池隆司助教、穐田(あきた)宗隆教授らは、フォトレドックス触媒[用語1]を活用し、適切なジフルオロメチル化[用語2]試薬と水やアルコール、カルボン酸を反応溶媒に混合し、入手容易なオレフィン類[用語3]から、位置特異的[用語4]にジフルオロメチル基を有するアルコールやエーテル、エステルの合成に成功した(図1)。...
View Articleフジテレビ「未来360会議」にリベラルアーツ研究教育院の西田亮介准教授が出演
リベラルアーツ研究教育院の西田亮介准教授が、フジテレビ「未来360会議」に出演します。 西田亮介准教授 西田亮介准教授のコメント 私の専門分野は「情報社会学」です。民主主義の普及啓発課程とその歴史や、情報と政治、情報と社会などにおける諸課題の研究を行っています。...
View Articleガラスの新しい物性制御法を開発―微量の電子を混ぜただけで、ガラスの転移温度が100℃以上も低下―
ポイント 液体の構造が凍結されてガラスになる転移温度は、ガラスの網目構造のつながり具合で決まるのが常識だった。 酸素イオンを数%の電子に置き換えた「電子化物ガラス」は、網目構造は同じままで転移温度が大幅に低下することを発見した。 電子が他のイオンより動きやすいために、電子化によりガラスの転移温度が低下することを、第一原理分子動力学計算[用語1]で検証した。...
View Article本学教員が関東工学教育協会賞業績賞を受賞
工学院所属教員による取り組み1件、および物質理工学院・科学技術創成研究院等所属教員による取り組み1件の計2件が、平成27年度関東工学教育協会賞(業績賞)を受賞しました。...
View Articleぺプチドリーム社と特殊ペプチド創薬向けインシリコ技術の共同研究契約を締結
ペプチドリーム株式会社(以下「PD社」)と東工大との間で、スーパーコンピュータTSUBAME 2.5を利用した特殊ペプチド創薬向けインシリコ※技術の開発に関する共同研究契約を締結しました。 東工大が保有するスーパーコンピュータTSUBAME 2.5...
View Article電気分極の回転による圧電特性の向上を確認―圧電メカニズムを実験で解明、非鉛材料の開発に道―
概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所の北條元助教、東正樹教授、清水啓佑大学院生、東京大学大学院...
View Articleビスマス単原子シートの超伝導体化に成功―新たな超伝導体発見手法として期待―
概要 東北大学 大学院理学研究科の福村知昭教授、清良輔大学院生(東北大学 大学院理学研究科、東京大学 大学院理学系研究科)、東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻の長谷川哲也教授、東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所の川路均教授らは、ビスマス層状酸化物の新超伝導体を発見しました。...
View Article重イオン反応による新たな核分裂核データ取得方法を確立―核分裂現象の解明にも道―
発表のポイント 重イオン多核子移行反応を用いて、14種類におよぶ核種の核データを一度に取得 中性子過剰な原子核の核分裂など、新たな領域の核分裂現象の開拓に期待 概要 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(理事長 児玉敏雄。以下「原子力機構」)先端基礎研究センターの西尾勝久サブリーダー及び廣瀬健太郎研究副主幹らは、東京工業大学(学長 三島良直。以下「東工大」)科学技術創成研究院...
View Article北京航空航天大学での国際コンテストで、本学学生が見事優勝
ICDIC参加者 本学工学部、大学院総合理工学研究科と部局間交流協定を結ぶ北京航空航天大学(北京、中国)で、7月21日から26日の日程で2016年度国際大学生デザイン・イノベーションコンテスト(ICDIC:International Collegiate Design and Innovation Competition)が開催され、本学から参加した環境・社会理工学院...
View Articleエピジェネティックマークを生体内で観るための細胞内抗体プローブを開発
要点 ヒストンH4メチル化修飾の生細胞計測に成功 生細胞で働く抗体プローブの結晶構造を解明 線虫の初期発生過程におけるヒストンH4メチル化を観察 概要 東京工業大学...
View Article9月の学内イベント情報
9月に本学が開催する、一般の方が参加可能な公開講座、シンポジウムなどをご案内いたします。 第31回 先端光量子科学アライアンスセミナー 「光と物質の相互作用」をテーマに、下記の通りセミナーを開催します。 日時 9月2日(金) 13:55~16:50 会場 大岡山キャンパス 情報理工学研究科 大会議室(西8号館10階) 参加費 無料 対象 一般・大学生 申込 不要 内容 「有機EL照明の新展開」...
View Article混ぜるだけで簡単に有機エレクトロニクス材料を合成―新反応により多様なπ共役化合物合成を簡便・低コストで実現―
要点 ホウ素があたかも遷移金属のように振る舞う新反応を発見 有機エレクトロニクス材料開発への応用が期待 本手法で用いるホウ素化合物を販売予定 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院...
View Article三島学長がインペリアル・カレッジ・ロンドンを訪問
(左から)ガスト学長(President)、ドールマン副学長、佐藤副学長、三島学長 6月7日~8日、三島良直学長一行はインペリアル・カレッジ・ロンドン(以下、インペリアル)を訪問し、2016年3月に両大学間で締結された全学レベルの学術交流協定に基づく交流促進について確認しました。...
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