東工大公認ロケットサークルCREATE(以下、クリエイト)が、8月18日から25日に開催された第12回能代宇宙イベントにて、大学生ロケット海打上実験に参加しました。25日に打ち上げが成功し、その当日のオペレーションなどが評価され、「ハイブリッドロケット海打ちの部」において、翌26日に三菱重工業株式会社(MHI)よりMHIアワード最優秀賞を受賞しました。
能代宇宙イベントとは
今回で12回目となる能代宇宙イベントは、秋田県能代市で毎年8月中旬に行われる日本最大規模の学生、社会人によるロケット打上及び自律ロボット制御のアマチュア大会です。ハイブリットロケットと呼ばれる爆発物を使わない全く新しいタイプのロケット打上や缶サットと呼ばれる自立制御型のロボットが気球から落下され、目的地を目指す競技などが行われます。今年は悪天候で厳しいスケジュールとなりましたが、多くの学生や能代の方の協力によってイベントは盛況のうちに幕を閉じました。
東工大ロケットサークル クリエイトの紹介
クリエイトは、ハイブリッドロケットの打ち上げ、および缶サットの製作を行っているサークルです。まだ2014年に公認サークルとなったばかりの比較的新しいものつくり系サークルで、現在20人弱で活動しています。ロケットに関するミッションを自分たちで定め、それを達成するために年3回の打上を行っています。
受賞コメント
プロジェクトマネージャー 中込航さん(工学部機械宇宙学科 2年)
今回このような賞を頂けたことを光栄に思います。ただ、プロジェクトを進める上での反省点は多く、改善すべき点の指摘もあったので、これに慢心することなく今後に生かしていきたいと思います。