東京工業大学では、本学における教育改善や施設建設・整備、学内サービス向上といった大学の事業に学生の声を取り入れ、本学をより魅力ある大学とすることを目的とした全学的アンケート調査「学勢調査」を、2年に1度実施しています。今年は、10月18日~11月17日に実施します。
「東工大をこうしたい!あれがやりたい!でも…」「もう少し、こうなってくれればいいのに…」といった学生の声を集め、実現する形へと学生自らがつなげる場、それがこの学勢調査です。全学生を対象に大規模なWebアンケート調査を行うという、全国でも例を見ないこの独自の取り組みは、国勢調査になぞらえて「学勢調査」と名付けられ、2004年の試行を経て2005年より本格実施となりました。
この調査のユニークな点は、調査結果の集計、解析、提言書作成を、公募に応じたサポーター学生の主導で実施していることです。学生は、学生の視点でアンケート結果を読み解き、建設的な提言書を作成し、学長にアンケート結果とともに提出します。この提出をうけて、学内の各組織はできる限りの対応に取り組みます。提言の中には、慎重な検討を要するものや大きな予算を伴うものなど、対応しきるには時間がかかるものもありますが、これまでに多くの改善が行われてきており、学勢調査は学生の意見を大学側に伝えるために大きな役割を果たしています。
- 学勢調査2016 ポスター
- 学勢調査について|学生支援センター自律支援部門
- 学生支援センター自律支援部門
- 学生主導の活動を応援―東工大「第9回学生応援フォーラム」開催―|東工大ニュース
- 学勢調査2014提言書、学長へ|東工大ニュース