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役員会トピックス:2016年4月以降の運営体制に関する基本方針について

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役員会は、東工大における最高意思決定機関です。東工大では毎月2回役員会を開催し、大学の組織、教育、研究などについて、審議し決定しています。 11月7日の会議で承認された、意欲的で新しい取り組みについて、紹介します。

11月7日 役員会

主な審議事項等

  • 平成29年4月以降の運営体制に関する基本方針について

  • 国立大学法人東京工業大学個人情報管理規程の一部改正について

  • シンガポール工科・デザイン大学(シンガポール)全学協定の新規締結について

  • 東京工業大学すずかけ台ハウス規則一部改正について

トピック1:平成29年4月以降の運営体制に関する基本方針について

学長のリーダーシップを十分に発揮できる運営体制を構築すべく、基本方針では、(1)先行して設置した「企画戦略本部」について、戦略を統括する機関であることを明示するため、名称を「戦略統括会議」に変更する、(2)大学の戦略に基づき企画立案から執行までを機動的に行うため、現在の企画立案組織および特定業務企画組織の機能を4名の理事・副学長の下に集約し、「広報・社会連携本部」「教育・国際連携本部」「研究・産学連携本部」「キャンパスマネジメント本部」に再編・設置する、こととしています。

これにより、現在18ある室・センター等を、4つの本部等に集約・大括り化し、会議等の効率化や支援スタッフ等の活用による教員の負担軽減、予算の効率的・効果的な執行、教員と職員の協働による新しい課題への柔軟な対応等の促進が期待されます。

トピック2:シンガポール工科・デザイン大学と全学協定の開始

シンガポール工科・デザイン大学は2009年にシンガポール第4の国立大学として創立され、世界的企業や海外トップ大学との連携、分野を横断するような学際的アプローチなど、ユニークなカリキュラムで特徴のある大学です。このたび、本学と学生・研究者交流に関した全学協定を締結します。

2015年にシンガポール工科・デザイン大学と本学はLetter of Intent(覚書)を締結し、チーム思考越境型アントレプレナー(CBEC)プログラムでの学生交流をはじめとし、工学院および環境・社会理工学院を中心とした交流を続けてきましたが、今後は、教育・研究面ともに全学的な交流促進が見込まれます。

この締結により、本学の全学協定の数は111となります。


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