東京工業大学では、東京工業大学基金(以下、東工大基金)等へのご寄附など、本学をご支援いただいている個人、企業(団体)の方々をお招きし、感謝の意を表する「感謝の集い」を例年開催しています。今年は、11月2日に東工大蔵前会館で開催されました。
東工大基金とは
東工大基金は2011年に迎えた創立130周年を契機に、戦略的な大学運営を支える財政的基盤を強化すべく創設され、これまで個人や企業(団体)の多くの方々から多大なご支援をいただきました。
皆様からのご支援は、学生への奨学金給付や海外派遣支援、外国人留学生の受入支援、若手研究者への研究支援、小中高生に対する理科教育振興支援等に活用しています。
国立大学法人化による自主自立型の経営が求められる国際的な競争環境の中で、本学は「世界トップ10に入るリサーチユニバーシティ」を目指して、今年4月にスタートした教育改革・研究改革・ガバナンス改革を強力に進めていきます。
平成28年度感謝の集い
プログラム前半では、「自ら輝き、世界を輝かす~東工大の新しいリベラルアーツ教育と日本の未来」と題したリベラルアーツ研究教育院の上田紀行研究教育院長による特別講演が行われました。
プログラム後半では、三島良直学長の挨拶の後、日置滋副学長(基金担当)による東工大基金の支援事業報告がありました。
続いて、東工大基金から支援を受けた学生や教職員から、海外留学、国際交流活動、社会貢献活動等の報告が行われ、出席された支援者の方々から多くの質問がありました。
また、夕刻からは、くらまえホールにて交流会が行われ、東工大基金から支援を受けた学生や教職員の活動内容についてパネル発表や展示等を行い、支援者の方々と学生、教職員が活発に議論し、交流する場面が見られました。