10月13-14日に、東アジア研究型大学協会(AEARU:The Association of East Asian Research Universities)の第39回理事会及び第22回年次総会がソウル大学で開催され、東工大からは三島良直学長、関口秀俊副学長(国際連携担当)が出席しました。
AEARUは、1996年に東アジアにおける研究型大学間の交流促進を目的として設立されたフォーラムで、日本・中国・韓国・香港・台湾の18の大学が加盟しています。理事会は、年に2回開催され、秋の理事会では年次総会が併せて開催されています。理事会には、議長校、副議長校、前副議長校、及び4つの理事校の代表者が参加し、年次総会には18の加盟大学から49名が参加しました。
年次総会に先駆けて開催された理事会では、2017年のAEARUの活動計画案が紹介され、了承されました。また、三島学長より、2017年に東工大で開催予定の第40回理事会について、4月14-15日の日程で開催することが告知されました。
年次総会の前半では、加盟大学が2016年に行ったワークショップや学生キャンプ等のAEARUの活動報告が行われ、関口副学長が、東工大が2016年8月26-27日に開催した「第6回エネルギー・環境ワークショップ」の活動について報告しました。その後、加盟大学から2017年のAEARU活動計画案について説明があり、承認されました。
年次総会の後半では、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション世界大学ランキングの編集を担当するフィル・ベティ氏が、世界大学ランキング作成時の分析結果を紹介したほか、加盟大学による教育・研究に関する取り組みについてのプレゼンテーションが行われました。
加盟校がAEARU活動の推進に積極的に取り組んでいくことを確認し、閉会となりました。