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役員会トピックス:科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センターを新設

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役員会は、東工大における最高意思決定機関です。東工大では毎月2回役員会を開催し、大学の組織、教育、研究などについて、審議し決定しています。3月17日の会議で承認された、意欲的で新しい取り組みについて紹介します。

3月17日 役員会

主な審議事項等

  • 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センター(仮称)の設置について

  • 国立大学法人東京工業大学組織運営規則等の一部改正について

  • 国立大学法人東京工業大学学長の任期に関する規則の制定について

  • 平成29年4月以降の運営体制の見直しに伴う規則等の整備について

  • 第2期中期目標期間における教育研究評価結果(原案)について

トピック1:科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センターを新設

2016年12月に大隅良典栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞し、世界をリードするオートファジーに関する研究成果が国際的に高い評価を得ました。細胞制御工学研究は基盤的な研究としての重要性のみならず、医療分野などへの応用においても極めて緊急性が高いことから、大隅栄誉教授がユニットリーダーを務める科学技術創成研究院 細胞制御工学研究ユニットの研究成果を引き継ぎ、多面的かつ斬新な人材育成システムや研究支援環境を備えた細胞制御工学研究センター(センター長:大隅良典栄誉教授)を4月1日に設置します。

これにより、これまで研究ユニットが輩出してきた世界をリードする研究成果を継承し、基礎生命科学から医療・創薬への応用を視野に入れた幅広い生命科学領域を牽引・推進する、細胞制御工学研究の中核拠点と呼ぶに相応しい研究センターとしての活動が期待されます。

また、本センターは、科学技術創成研究院において、研究ユニットから研究センターに発展する第1号となります。

ノーベル生理学・医学賞2016 大隅良典栄誉教授

大隅良典栄誉教授が「オートファジーの仕組みの解明」により、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。受賞決定後の動き、研究概要をまとめた特設ページをオープンしました。

ノーベル生理学・医学賞2016 大隅良典栄誉教授

大隅良典記念基金

「大隅良典記念基金」は、大隅栄誉教授がノーベル賞を受賞したことを機に、将来の日本を支える優秀な人材の育成などを目的として設立されました。学生の修学支援や若手研究者の研究支援などに活用します。

大隅良典記念基金|東工大への寄附


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