4月6日、大岡山キャンパスで東京工業大学附属科学技術高等学校(以下、附属高校)の入学式が執り行われ、199名が晴れの入学の日を迎えました。
附属高校の佐伯元司校長は式辞で、「ここで学ぶ機会を与えられた生徒の皆さんが、自分自身を磨き、科学技術をしっかり修得し、さらに、大学や大学院で学び、そして、社会に巣立ち活躍するための基礎を築いて下さることを望んでいます。現代は、将来の予測が難しい変動の時代を迎えています。これは、世界各国に共通しています。わが国は、国土が狭く、資源が乏しく、自然災害が多いことから、豊かで安全な生活を送るためには、科学技術立国を目指すことが必要不可欠です。皆さんが、本校で科学技術をしっかり修得して、将来、グローバルに活躍するリーダーとなり、日本及び世界の発展に貢献することを期待しています。」と述べました。
その後、東京工業大学の三島良直学長、相川友香PTA会長、門馬進教育後援会副会長らの来賓祝辞、仲道嘉夫副校長の挨拶・担任紹介に続き、新入生代表による誓いが行われ閉式となりました。
附属高校は、海外の高等学校との国際交流が盛んであると共に、大学並みの実験・実習施設も整備しており、東京工業大学と密に連携した教育を行っています。
毎年10名程度の生徒が東京工業大学に選抜され入学するシステムがあり、今年は、一般入試でも6名が合格して、合計16名が東京工業大学に入学しました。
また、文部科学省から研究開発の指定を受けた「スーパーサイエンスハイスクール」は、2002年度より継続しており、通算すると4期目の指定となります。2015年度より「スーパーグローバルハイスクール」の研究開発校の指定も受けており、同時に2つの研究開発を実施しています。
ご入学された皆様、おめでとうございます。