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宮崎久美子教授他が放送大学ラジオ講座「技術経営の考え方」に出演

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本学 環境・社会理工学院 技術経営専門職課程の宮崎久美子教授を始めとする本学教員が、4月1日から7月15日まで(第1学期)、10月7日から2018年1月20日まで(第2学期)学部生向けの放送大学ラジオ講座「技術経営の考え方('17)」を開講します。

宮崎久美子教授

宮崎久美子教授

本講座は、各学期全15回の講義で構成され、毎年2回の開講で4年間継続します。技術経営に関する様々な概念を学習した上で、経営戦略や技術経営戦略について学び、個人の意思決定や企業家精神について学習します。次の段階ではイノベーションを興していく上で必要なさまざまなマネジメントについて、組織マネジメント、研究開発マネジメント、知財マネジメントについて学び、後半では、分野別技術経営や国家的イノベーションシステム、エコシステムについて学習します。また、産業界や学術界、外国から専門家を招き、対談も行います。

本講座では、木嶋恭一 本学名誉教授、工学院 経営工学系の田中義敏教授、環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程の仙石愼太郎准教授、辻本将晴准教授も講義を行います。

宮崎久美子教授のコメント

技術経営とは、技術を企業やその他の機関の重要な資産として捉え、企業等のビジョンや目標を達成するために、技術的資産を戦略的に行うマネジメントのことです。ビッグデータやAI、IoT(もののインターネット)は、様々な分野に影響を与える技術であり、新興技術特有の進化パターンを有しており、社会経済面でも大きなインパクトを与えると思われます。また、ナノテクノロジーのような新興技術はその技術だけでは役に立たず、他の応用技術と融合することによって初めて役に立ち、社会に浸透していきます。近年、技術開発のコストは増大し、また、製品ライフサイクルが短縮化しています。その結果、パラダイムシフトや異なる技術とのコンバージェンス(収束)も起きており、技術経営は製造業、サービス業、研究機関、あるいは政府にとって重要な課題となっています。日本の競争力を維持、強化させていくためには、あらゆる場でイノベーションが起きる社会を目指す必要があります。産、官、学の協同作業や連携、ビジョンの共有化が必要となります。

  • 番組名
    放送大学ラジオ「技術経営の考え方('17)」(FM77.1MHz, BS 531)
  • 第1学期
    放送予定日
    毎週土曜(全15回) 19:00 - 19:45
    次回 第1学期最終回 2017年7月15日放送
  • 第2学期
    放送予定日
    毎週土曜(全15回) 8:15 - 9:00
    2017年10月7日 - 2018年1月20日 放送(但し、2017年12月30日を除く)

お問い合わせ先

宮崎久美子

E-mail : miyazaki.k.ae@m.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-3323


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