スピネル型酸化物材料の原子観察に成功 ―超伝導材料やリチウムイオン電池の高性能化に向けて大きな一歩―
概要 東北大学 材料科学高等研究所(AIMR)の岡田佳憲助教と一杉太郎連携教授 (東京工業大学 物質理工学院 教授)、東京大学の安藤康伸助教(現 産業技術総合研究所 研究員)、渡邉聡教授らのグループは、超伝導材料や電池材料として知られているスピネル型酸化物LiTi2O4の表面について、その原子配列と電子状態を解明することに成功しました。...
View Article第1回蔵前立志セミナー ~未来の創り方 きみの「はっぴぃえんど」は何か?~ を開催
5月16日、第1回蔵前立志セミナーが、「未来の創り方 きみの『はっぴぃえんど』は何か?」をテーマに、大岡山キャンパスの東工大蔵前会館にて開催されました。 円形の対話促進ツール「えんたくん」を活用して、盛り上がったグループディスカッション。 一気に盛り上がり、30分があっという間に過ぎていきました。...
View Article7月の学内イベント情報
7月に本学が開催する、一般の方が参加可能な公開講座、シンポジウムなどをご案内いたします。 サイエンスカフェ「腸内細菌ってなんだ?」 サイエンスカフェの舞台は皆さんの腸内です。 生命理工学院の山田拓司准教授と生命理工学系の学生が、腸内細菌の仕組みをボードゲームを使って、遊びながら学べる企画です。 日時 7月1日(土) 13:30 - 15:30 場所 東京工業大学 大岡山キャンパス 緑が丘6号館1階...
View Article岸本史直さんが第31回独創性を拓く先端技術大賞「ニッポン放送賞」を受賞
大学院理工学研究科 応用化学専攻の岸本史直さん(博士後期課程3年)が「第31回独創性を拓く 先端技術大賞」の学生部門にてニッポン放送賞(優秀賞)を受賞しました。 受賞論文 ナノシート積層構造体による人工光合成~ナノ空間の精密設計によって光誘起電荷分離を操る技術の創成~ 指導教員 和田雄二教授 先端技術大賞とは...
View Article複雑なピーナッツ型分子の作製に初成功
複雑なピーナッツ型分子の作製に初成功 ―2種類の化学結合を活用してコアシェル構造を簡便合成― 要点 W型有機分子と金属イオンから、3ナノメートルのピーナッツ型分子を作製 2種類の化学結合を利用した、複雑なコアシェル構造の簡便合成法を開発 概要 本学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所の吉沢道人准教授と山梨大学...
View Article本学理事・副学長等6名が電子情報通信学会の2016年度名誉員等を受賞
このたび、本学理事・副学長を含む6名が、電子情報通信学会による2016年度名誉員等の各賞を受賞しました。また、6月1日に電子情報通信学会の各賞表彰式が行われました。 受賞した賞の概要、および本学に関係している受賞者は以下のとおりです。 名誉員 名誉員とは、学問・技術または関連事業に関して特別の功績があり、理事会の議決を経て推薦された方々です。...
View Article新採用職員・採用2~3年目の職員が「えんたくん」を囲んでワークショップを実施
6月30日に行われた平成29年度第1回新採用職員研修において、新しい取り組みとして、リベラルアーツ研究教育院の中野民夫教授が進行役(ファシリテーター)をつとめる合同ワークショップが開催されました。...
View Article振動発電の高効率化に新展開:強誘電体材料のナノサイズ化による新たな特性制御手法を発見
名古屋大学 大学院工学研究科(研究科長:新美智秀)兼 科学技術振興機構さきがけ研究者の山田智明(やまだ ともあき)准教授らの研究グループは、物質・材料研究機構 技術開発・共用部門の坂田修身(さかた おさみ)ステーション長、東京工業大学 物質理工学院の舟窪浩(ふなくぼ ひろし)教授、愛知工業大学 工学部の生津資大(なまづ たかひろ)教授、静岡大学 電子工学研究所の脇谷尚樹(わきや...
View Article宮崎久美子教授他が放送大学ラジオ講座「技術経営の考え方」に出演
本学 環境・社会理工学院 技術経営専門職課程の宮崎久美子教授を始めとする本学教員が、4月1日から7月15日まで(第1学期)、10月7日から2018年1月20日まで(第2学期)学部生向けの放送大学ラジオ講座「技術経営の考え方('17)」を開講します。 宮崎久美子教授...
View Articleニュースレター「AES News」No.10 2017夏号発行
科学技術創成研究院 先進エネルギー国際研究(AES)センターは、「AES News」No.10 2017夏号を発行しました。 AESセンターは、従来の大学研究の枠組みを越えて、企業、行政、市民などが対等な立場で参加する研究拠点である「オープンイノベーション」を推進しています。ここでは、低炭素社会実現のための研究プロジェクトを創生することを大きな目的の一つとしています。...
View Article第40回AEARU理事会を東工大で開催
全体写真 4月15日、東アジア研究型大学協会(AEARU:The Association of East Asian Research Universities)の第40回理事会が東工大で開催され、議長校のソウル大学、副議長校の筑波大学、北京大学、南京大学、香港科技大学、台湾大学および本学から、29名が参加しました。...
View Article英国ヨーク大学長が東工大を訪問
(前列左から)ランバーツ学長と三島学長 3月28日、英国ヨーク大学のコーエン・ランバーツ学長、ヒラリー・レイトン国際部長が東工大を訪問し、三島良直学長、佐藤勲副学長(国際企画担当)、科学技術創成研究院の藤井正明教授と懇談を行いました。...
View Article事故発生について
7月20日11時15分頃に大岡山キャンパス東1号館において、実験中に引火事故が発生し、学生1名が軽い火傷を負いました。なお、初期消火活動により対処し、消防署による消火活動はありませんでした。 学長コメント 近隣の皆様、関係の皆様には多大なるご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。...
View ArticleTBSテレビ「未来の起源」に物質理工学院の清水亮太特任講師が出演
本学 物質理工学院 応用化学系の清水亮太特任講師が、TBS「未来の起源」に出演します。清水特任講師の「1秒で充電可能な薄膜Li電池」に関する研究が紹介されます。 現在開発中の「ロボット科学者構想」に向けた装置と、清水亮太特任講師 清水亮太特任講師のコメント...
View Article反芳香族分子の電子伝導性を単分子レベルで実証 ―芳香族の20倍以上高く、電子素子などへの応用に期待―
要点 π電子の数が4n個である反芳香族分子の電子伝導性を単分子レベルで計測。 類似構造の芳香族分子と比較して反芳香族分子は20倍以上高い伝導性を示す。 概要 東京工業大学 理学院 化学系の藤井慎太郎特任准教授、木口学教授、名古屋大学大学院工学研究科の忍久保洋(しのくぼ...
View Article超イオン導電特性を示す安価かつ汎用的な固体電解質材料を発見 ―全固体リチウムイオン電池の実用化を加速―
要点 液体の電解質に匹敵するイオン伝導率[用語1]11 mScm-1を持つ新たな固体電解質材料を発見 高価なゲルマニウムを使う既発見の固体電解質に比べ、安価かつ汎用的なスズとケイ素を組み合わせた組成 様々な用途に応じた全固体リチウムイオン電池開発[用語2]の選択肢が広がり実用化を加速 概要 東京工業大学 物質理工学院...
View Article香港科技大学トニー・F・チャン学長が東工大を訪問
(左から)三島学長とチャン学長 4月13日、香港科技大学(以下、HKUST)のトニー・F・チャン学長、イーデン・Y・ウーン副学長を含む代表団が本学を訪問し、三島良直学長、関口秀俊副学長(国際連携担当)、和田雄二物質理工学院長、渡辺治情報理工学院長、岸本喜久雄環境・社会理工学院長と懇談しました。...
View Article朝日新聞「国公立大学進学のすすめ2017」に東京工業大学が登場
7月11日の朝日新聞朝刊「国公立大学進学のすすめ2017」に東工大が掲載されました。 この特集は、国公立大学が持つ魅力や今後求められる使命、各大学が進もうとしている方向性について、7月11日、12日の2日間にわたって13の大学を紹介するものです。...
View Article