4月15日(火) 昼休みの時間を利用して、My Study Abroad 留学報告会を開催しました。
国際室が募集する留学プログラムで留学した学生によるこの報告会は、授業期間中、月1~2回開催されています。
今回は4名の発表者が、それぞれ個性溢れる話しぶりで、授業や生活について報告しました。参加者からも多くの質問があり、留学をしたいと思う学生にとって貴重な機会となりました。
Chen Jiaminさんの留学中余暇の紹介
ジョージア工科大学へ留学したChen Jiaminさん(経営工学専攻 修士2年)は英語での発表です。準備段階でのアドバイスとして、東工大には多くの奨学金が用意されているからぜひ応募すること、また、健康診断はアメリカでは料金が高いため日本で受けておくように、といった実用的な説明がありました。また、留学中の就活生にとっては、ボストンキャリアフォーラムという就活イベントが大変有意義だそうです。
河鰭 万里さん発表の様子
2人目の発表者は、オーストラリアのメルボルン大学へ留学した河鰭 万里さん(生命理工学科 学部3年)。オーストラリアでの体験で、柔軟性、積極性、多様性、公平性に感動したとの発表でした。学部3年生の河鰭さんは、単位互換制度により留学先で取得した単位を東工大の単位へ振り替えたとの報告もありました。特に、理系科目でもディスカッションがあり楽しい授業だったそうです。人生を考える留学となり、帰国後のステップアップのためのよい機会となったようです。
藪 知衣理さんの留学先スイスの紹介
続いて、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH)へ留学した藪 知衣理さん(材料物理科学専攻 修士2年)から留学報告がありました。英語以外も学びたいということでドイツ語圏のETHを選んだ藪さん。授業は基本的には英語でしたが、アインシュタインの出身校であり世界ランキングでも上位の大学であるため、やはり授業は難しかったようで、ICレコーダーで録音をしつつ、その日のうちに質問をして勉強していたとのことでした。
最後はスウェーデン王立工科大学への留学経験者から発表があり、スウェーデンは英語もかなり通じるそうですが、大学ではスウェーデン語の入門講座も開かれているそうです。先生を訪問したり、自治体へインタビューしたりといった、自分の足で研究活動をすることが大切だというアドバイスがありました。また、大学での就活イベントでは、インターンシップの案内などがあるのでぜひ参加するといいとのことです。
漠然と留学をしたいと思っている人や、現在の学生生活に物足りなさを感じている人、一度、留学体験談を聞きに来てみてはいかがでしょうか。次回は5月16日(金)の予定です。
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国際部留学生交流課派遣担当
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