東京工業大学では、東京工業大学基金(以下、東工大基金)等へのご寄附など、本学をご支援いただいた個人、企業(団体)の方々をお招きし、感謝の意を表する「感謝の集い」を例年開催しています。今年は、11月1日に東工大蔵前会館で開催されました。
東工大基金とは
東工大基金は2011年に迎えた創立130周年を契機に、戦略的な大学運営を支える財政的基盤を強化すべく創設され、これまで個人や企業(団体)の多くの方々から多大なご支援をいただきました。
皆様からいただきましたご寄附は、学生への奨学金給付、海外派遣支援、留学生受入支援、若手研究者への研究支援、小中高生に対する理科教育振興支援等に活用しています。
国立大学法人化による自主自立型の経営が求められる中で、本学は「世界トップ10に入るリサーチユニバーシティ」を目指して、教育改革・研究改革・ガバナンス改革を強力に進めていきます。
平成29年度感謝の集い
プログラム前半では、「地球と生命の起源」と題した地球生命研究所(ELSI)の廣瀬敬所長による特別講演が行われました。
プログラム後半では、三島良直学長の挨拶の後、日置滋副学長(基金担当)による東工大基金の報告がありました。続いて、東工大基金から支援を受けた学生から、海外留学、課外活動、社会貢献活動等の報告が行われ、出席された支援者の方々から、多くのご意見をいただきました。
また、夕刻からは、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典栄誉教授も参加し、くらまえホールにて交流会が行われました。東工大基金から支援を受けた学生や教職員の活動内容について、パネル発表や展示等があり、支援者の方々と学生、教職員が活発に議論し、交流する場面が見られました。