2017年12月2日、港区立エコプラザで開催された講座「未来へのものづくりが体感できる!東工大のバイオコン」に、2017年「東工大バイオコン」で優秀な成績を修めた本学学士課程1年生の8チームが参加し、港区の37名の小学生と保護者の方々と交流しました。
生命理工学院では、学士課程の1年生がバイオに関するものつくりに独自のアイディアで取り組むコンテスト「東工大バイオコン」を毎年開催しており、これは今年度で13回目となる本学の名物コンテストです。今回、バイオに関する様々なイベントを企画する学生サークルBCS(BioCreative Staff)のプロデュースにより、2017年の東工大バイオコンで優秀な成績を修めた8チームが「出張バイオコン」として本講座に出展しました。それぞれのチームが、バイオに関する自分たちのものつくりの成果をもとに発表や展示を行い、港区の小学生らとふれあいました。
本講座では、出展した8チームが、参加した小学生や保護者の方々の投票によって選ばれるワクワク賞、ものつくり賞、エコロジー賞をめぐって各成果を競いました。ワクワク賞は小学生が一番ワクワクするものを作ったと思うチームに、ものつくり賞は保護者の方々がテーマやものつくりが最も興味深いと思うチームに、エコロジー賞は保護者の方々が最も環境にやさしいものつくりを行ったと思うチームに与えられました。会場は小学生やその保護者、出展した学生やBCSのスタッフなど100名を超える参加者で、熱気にあふれていました。
受賞チームは以下の通りです。
- ワクワク賞:Q班(テーマ「葛と激突!~負けるな、勇者よ~」)
- ものつくり賞:S班(テーマ「植物発電!?ちょっとなにいってんのかわかんない!」)
- エコロジー賞:S班(テーマ「植物発電!?ちょっとなにいってんのかわかんない!」)
各チームの展示を見て小学生は楽しそうに現役の東工大生の話を聞き、それぞれのブースでの実験や工作に取り組んでいました。各チームとも扱うテーマがユニークであったため、小学生も様々なジャンルのバイオの面白さに触れることができました。また、どのチームも身近にある「バイオ」を題材として取り上げていて、まだ学校では理科の授業が始まっていないような子供でも興味の湧きやすい内容でした。今回の講座を通して、参加した小学生の科学への関心を高められたのではないかと思います。