2017年12月3日、東京工業大学留学生会(Tokyo Tech International Student Association、以下TISA)と本学公認サークルである写真研究部が、東工大の日本人学生と留学生の交流を促進することを目的としたイベント「レッツ・シュート・フォトズ!(Let’s Shoot Photos!)」を開催しました。紅葉のまだ残る等々力渓谷公園をカメラを構えながら歩き、国際交流に関心のある学生が国籍や言語の壁を越えてコミュニケーションを楽しむことができました。
参加者のコメント
カビール・シャリアルさん(TISA/バングラデシュからの留学生、工学院 電気電子系 研究生)
このイベントは写真に興味のある人にとって、とても素晴らしいものだったと思います。等々力渓谷という場所や、小さなグループで写真を撮りに行くというアイデアがとてもよかったです。チームメイトと、より良い写真を撮るためのアイデアや技術について共有し学び合うことができました。留学生と日本人学生が参加していたので、新しい人に会い友達を作る良い機会にもなりました。撮影会からコンテストまで非常に楽しめました。同じようなイベントを、またTISAと写真研究部で開催してもらえたら嬉しいです。
ノ・テヒョンさん(写真研究部/韓国からの留学生、工学院 電気電子系 交換留学生(学士課程4年))
TISAと写真研究部は、東工大の留学生にとってとても良いイベントを開催してくれました。等々力渓谷で6人の小グループで活動するのはちょうど良かったし、紅葉を楽しむのにも良い季節でした。公園内を周り、甘味処でお茶を楽しみました。文化の違いや共通点について語り合えたのも有意義でした。一番楽しかったのはコンテストのための写真撮影です。たくさん撮影し、どうしたら印象を与える写真を撮れるか考え、忘れられない思い出になりました。次の機会にも、たくさんの学生がこのイベントを楽しめると良いと思います。
主催者のコメント
福田萌斐さん(TISA・写真研究部、情報理工学院 数理・計算科学系 学士課程2年)
写真を趣味にしている留学生が多いなと感じていたことや、写真研究部の部員に留学生が多いため国際交流を目的としたイベントがあっても良いのではないかと考えていたことをきっかけに、初めてこのようなイベントを企画することになりました。結果的に、国際交流に興味のある日本人学生や、写真初心者として参加してくれた学生も含めて楽しんでもらえてとても良かったです。いつもは主にスポーツ系サークルとイベントを開催してきたTISAですが、写真のイベントという新たな試みとなった今回、芸術にも国境がないと改めて感じることができたのも大変有意義でした。参加してくれた全員に感謝したいです。今後もTISA・写真研究部ともに活性化できるようなイベントを企画していけたらと思います。
撮影会の後のフォトコンテストでは、同じ場所をいろいろな視点から捉えた様々な写真が集まり、とても興味深いものでした。得票数の多かった作品を以下に紹介します。
東京工業大学留学生会(TISA)
TISAは、東工大留学生の学生生活の補助、および学内の国際交流を促進することを目的として、2007年に設立された学生団体です。学内の留学生との接点を増やしたい・異文化交流に興味がある・将来留学を考えている・語学力を伸ばしたい、そんな東工大生をいつでも歓迎しています。
- 東京工業大学留学生会 ― TISA
- 東京工業大学留学生会(TISA) ウェブサイト(英語)
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