本学学生チームが2018年ACM※国際大学対抗プログラミングコンテスト世界大会(ACM International Collegiate Programming Contest(ACM-ICPC) World Finals 2018)に出場することが決定しました。
※ACM…Association for Computing Machineryの略称。情報理工学に関する国際的な学会。
ACM-ICPCとは
ACM-ICPCは、ACMが主催する大学対抗で行われる世界規模のプログラミングコンテストです。同じ大学の3人の学生がチームを結成し、チームでプログラミングと問題解決の能力を競う大会です。各大学から複数のチームが国内予選に出場し、その成績により選抜されたチームが地区予選(日本の場合はアジア地区予選)に出場、各地区から選抜された最優秀チームが世界大会に出場するというしくみとなっています。全世界で毎年3万人以上が参加する大会で、世界大会は1つの大学から1つのチームしか参加できないことから、大学対抗プログラミングコンテストと位置づけられています。
問題の難易度は様々で、単純な計算問題から、複数のアルゴリズムを組み合わせて解く問題まで多岐にわたります。また、ACM-ICPCの特徴として、チーム戦であることが挙げられます。チームには1台のコンピュータしか与えられないため、個人のプログラミング能力だけではなく、1台のコンピュータをいかに効率よく活用するかというチームワークの良さも重要なポイントです。
チーム ニンジャリバトン(ninjaribaton)が世界大会出場へ
本学からはアジア地区予選つくば大会(2017年12月16日~17日)に3チームが参加し、そのうちの1つであるチーム ニンジャリバトンの世界大会への出場が決定しました。
チーム ニンジャリバトンは、つくば大会において大学別3位という優れた成績をおさめました。
チーム ニンジャリバトン構成メンバー
チームメンバー
-
福成理紀
工学部 情報工学科 学士課程3年
-
太田幹人
情報理工学院 情報工学系 学士課程2年
-
吉田拓人
第5類 学士課程1年
コーチ
-
中村誠希
情報理工学院 数理・計算科学系 博士後期課程2年
日本からは本学と筑波大学の2大学が世界大会への出場権を獲得しています。世界大会は、中国・北京にて4月15日~20日に開催される予定です。
- 最終結果と正式順位表|ACM-ICPC 2017 アジア地区予選つくば大会
- 世界大会公式ページ(english)
- 世界大会ローカルページ(english)
- 本学学生チームがACM-ICPC世界大会に出場決定|東工大ニュース