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学院長、研究教育院長及び研究院長 就任挨拶

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益一哉学長の就任にともない、4月1日付で就任した学院長、リベラルアーツ研究教育院長、および科学技術創成研究院長からの挨拶をご紹介します。

理学院長 山田光太郎

理学院長 山田光太郎

世界の姿を知りたい・しくみをわかりたい、という生まれながらにもっている想いから、人々は科学の研究を推し進めてきました。長い歴史を経て知識はより膨大に、理解はより深遠になってきました。われわれが歩ける世界が広くなったぶん、覗くことができる未知の領域もどんどん広くなってきています。できること・やるべきことは山ほどあります。知りたい・わかりたいを原動力に、私たちと一緒に人類の知を拡げていきましょう。

工学院長 岩附信行

工学院長 岩附信行

「工学」は、人類を幸せにするための枠組である「文明」に貢献する学問であり、人の生活を豊かで快適なものとする技術を希求します。工学院は、機械系、システム制御系、電気電子系、情報通信系、経営工学系から構成されています。所属学生は基盤としての学理と、応用である「ものづくり」までを幅広く学び、最先端の研究活動や国際交流活動を体験しながら、創造性豊かな専門家として世界に雄飛します。豊かな感性と活力あふれる若者とともに未来を開拓してまいります。また、5系の教員団は幅広い研究分野をカバーしており、多様な産学連携研究を遂行するとともに、系を横断して構成する研究グループでは、地球規模の複合的・融合的大型研究プロジェクトを通じて、持続可能社会に貢献していきます。工学院の活動にご期待ください。

物質理工学院長 和田雄二

物質理工学院長 和田雄二

物質を分子サイズの小さな階層あるいは宇宙まで含む大きな階層まで、人の手で加工して使ってきた、そして加工すれば人の役に立つというのが、20世紀から始まった科学技術中心の世界感だと思います。しかし、世の中には、自然をそのまま使って良しとする世界感も同居しています。これからの物質文明は、加工したものが、加工したことを意識させずに、自然と一体化できるところへ向かってゆくのではないでしょうか。加工の有無に拘わらず、物質が自然界に干渉せず、調和してゆく物質文明が理想ではないでしょうか。物質理工学院は、次世代の物質文明を支える物質科学の学理とものづくり技術の創造をしてゆきます。データとして整理・管理された物質文明を可能とする方法論をも創り出していきます。そのため、今、わたしたちが準備しておかなければならない「こと」と「もの」への視線を物質理工学院では大切と捉えています。未来へ向かって一緒に歩きましょう。

情報理工学院長 横田治夫

情報理工学院長 横田治夫

情報理工学院が教育・研究の対象としている「情報」は、人と人のつながりを支え、科学技術の進展に寄与し、いろいろな物を知的にして社会や生活を豊かにするなど様々に役立ち、今や欠くことのできない社会基盤となっています。それを支える情報分野への期待が高まるなか、数理・計算科学系と情報工学系からなる情報理工学院は、今後ますます広がる「情報」の可能性を探求し、より安全に、より効率的に、より知的に進化させるための理論や技術を明らかにすることを目指しています。一緒に新たな発展を創出し、その先にある「未来の情報」の夢を実現しましょう。

生命理工学院長 三原久和

生命理工学院長 三原久和

生命理工学院では、理工学分野の基礎的知識や、ライフサイエンスとテクノロジーに関連する科学的知識と技術を修得し、生命理工学に関連した科学技術の発展に資する課題解決力と倫理観を養う教育を実施します。理学と工学分野の研究のみならず、医学、薬学や農学の幅広い分野での最先端研究を展開しています。生命理工学院の多様で高度な教育研究を通じて、グローバル社会のリーダーとなる理工人の養成を目指しています。

環境・社会理工学院長 中井検裕

環境・社会理工学院長 中井検裕

環境・社会理工学院では、個々の建物から、地域、国土、地球に至る持続的な環境を構築するための学術と技術を追求しています。地球環境問題への対応、巨大化する自然災害への備え、生物多様性の確保、グローバルな経済・交流とローカルな歴史・伝統・文化の両立など、現代社会を取り巻く環境に関わる課題は、いずれも1つの分野だけでは解決できず、さまざまな分野を横断する複合的な課題です。そのため、環境・社会理工学院は、建築学系、土木・環境工学系、融合理工学系に加えて、大学院課程に社会・人間科学系、イノベーション科学系ならびに技術経営専門職学位課程を設置し、ハードのみならずソフトな技術、モノづくりからコトづくりまで、そして文と理が共創する広範な学術領域をカバーする学院として、私たちの社会が直面する課題解決に取り組んでいます。志溢れる若い皆さんとともに、人類と社会の持続的な発展への貢献を目指したいと思います。

リベラルアーツ研究教育院長 上田紀行

リベラルアーツ研究教育院長 上田紀行

東工大はこれまでも、学部4年まで専門教育に並行して文系教養科目を履修する「くさび形教育」を行うなど、教養教育に重きを置く大学として知られてきました。その伝統を活かしつつ、2016年4月に格段にパワーアップした画期的なリベラルアーツ教育を開始しました。

リベラルアーツ教育のカリキュラムは博士後期課程まで延長され、至るところに設けられた少人数でのディスカッションやプロジェクトでの仲間との刺激的な交流の中で、世界を知り、自分自身の可能性を探究しながら、自ら問いを発し、感じ、考え、発言し、行動する力をこれまで以上にダイナミックに養っていきます。学士課程入学直後の「東工大立志プロジェクト」を皮切りに、充実した科目群を学修した後、同じ仲間達が再会して学士課程3年目の後期の「教養卒論」にチャレンジします。それらのクラスには修士課程の「リーダーシップ道場」から「ピアレビュー実践」「リーダーシップアドバンス」へと進んだ学生がアドバイザーとして参加し、学年を超えた交流も生まれます。

これまで教養科目は「できるだけ楽をして単位が取れる科目を選ぶ」といった扱いを受けがちでした。しかしそんな教養しか身についていない人間が世界の真のリーダーとなり、より良き社会を創造していくことができるでしょうか?東工大のリベラルアーツ教育は違います。それはひとりひとりが自分の学びのストーリーを発見しながら、自らの目標に向かって、そして新しい世界の創造に向かって歩んでいくという、「志」へ向かってのエネルギーに満ちた道程なのです。その私たちの新しい試みは既に多くの注目を内外から集め、期待感が高まっています。

東工大のリベラルアーツ教育は「華のある」教養教育を目指します。「華のある」とは、人をひきつける、活力がある、明るく楽しいといったイメージです。教室でも、カフェテリアでも、芝生の上でも、キャンパスの至るところで、地球的課題を、人間性の深みを語り合い、自分と社会の新たな可能性に気づくような場を生みだしていきましょう。自分の将来を切りひらき、大きな社会的貢献を成し遂げるために、ぜひリベラルアーツ教育の場を活かしてください。

21世紀社会を牽引する真のリーダー育成を目指して、東工大のリベラルアーツ教育のチャレンジが続きます。

科学技術創成研究院長 小山二三夫

科学技術創成研究院長 小山二三夫

科学技術創成研究院は、2016年に附置研究所、学内センターを統合して発足以来、新たな研究領域の創出、異分野融合研究の推進、人類社会の問題解決、及び産学連携強化、将来の産業基盤の育成を使命として、活動を進めてまいりました。 科学技術の知見を新たな価値の創造に展開し、将来の学術・産業を担う人材育成とともに、社会・産業の課題解決に貢献することが一層求められています。すずかけ台・大岡山両キャンパスにまたがる複数の研究所、研究センター及び研究ユニットから構成され、全体で約200名の研究者を擁し、生命科学、材料、エネルギー、電子情報、機械、防災など幅広い分野で先導的な研究を進めています。研究者の自由な発想を大切にしつつ、研究所、センター、ユニット間の有機的連携により、新たな知の創造による社会貢献を目指します。

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