役員会は、東工大における最高意思決定機関です。
東工大では毎月2回役員会を開催し、大学の組織、教育、研究などについて、審議し決定しています。
5月11日の会議で承認された新しい取り組みについて、紹介します。
5月11日 役員会
主な審議事項等
- 東京工業大学学修規程の一部改正について
- 東京工業大学リーダーシップ教育院規則の一部改正について
- ウプサラ大学(スウェーデン)との全学・授業料等不徴収協定の新規締結について
- 平成31年度東京工業大学入学者選抜試験実施日程について
- 平成30年春の勲章受章者について
トピック:スウェーデンのウプサラ大学と全学・授業料等不徴収協定を新規締結
ウプサラ大学は1477年に設立された、欧州でも最も権威ある高等教育・研究機関の一つです。大学関係者(卒業生・教員等)から多数のノーベル賞受賞者を輩出しており、世界最高レベルの科学者達と頻繁に交流できる極めて恵まれた学術環境にあります。
本学とウプサラ大学は、2014年より毎年合同シンポジウムを開催し、研究交流を深めてきました。また、2014年に大学間交流の進展を約束する基本合意書(Letter of Intent)を交わし、2016年には本学理学院、工学院、物質理工学院、環境・社会理工学院とウプサラ大学理工学院との間で部局間協定を締結するなど、組織の連携を発展させてきました。このたびの全学・授業料等不徴収協定の締結により、従来の研究交流に加え、学生交流を促進します。
この締結により本学と外国の大学との間の全学協定の数は110となり、東工大の国際化がますます発展することが期待されます。