東京工業大学 端艇部(ボート部)が、4月28日に埼玉県戸田市の戸田ボートコースで開催された、第61回五大学レガッタに出場し、男子エイト、男子舵手付きフォア、男子シングルスカルで優勝、男子ダブルスカルで準優勝しました。
五大学レガッタは、1919年の東京高等工業学校(現・東京工業大学)と東京外国語学校(現・東京外国語大学)との対校レースを起源とした大会で、1958年から中断することなく毎年開催されている伝統戦です。参加校は東京工業大学、東京外国語大学、東京海洋大学、筑波大学、防衛大学校の五大学です。
今大会では、ボート競技の花形である男子エイトで2年連続の優勝、セカンドクルーである男子舵手付きフォアでも優勝を飾ることができ、今シーズン幸先の良いスタートがきれました。また本大会には、三島良直 前学長と本学のリベラルアーツ研究教育院長の上田紀行教授も会場に応援に駆け付け、OB、OGを含めたくさんの方々と勝利を分かち合いました。
男子エイト
エイトは、両手で一本のオールを持って漕ぐスウィープタイプのボートで、8人の漕手(ローワー)が二手のサイドに分かれ、それとは別に舵手(コックス)が一人乗り、1チーム9人により構成される競技です。優勝したメンバーを紹介します。
- 中島雪暢さん(工学部 電気電子工学科 学士課程4年)
- 服部広暉さん(工学院 機械系 学士課程3年)
- 小川翔太郎さん(工学部 化学工学科 学士課程4年)
- 長谷川青春さん(工学部 土木環境工学科 学士課程4年)
- 藤井健人さん(工学部 電気電子工学科 修士課程1年)
- 井上幸大さん(工学院 経営工学系 学士課程3年)
- 舩岡知広さん(理学部 地球惑星科学科 学士課程4年)
- 原哲郎さん(環境・社会理工学院 土木環境工学系 学士課程2年)
- 村田翔太郎さん(情報理工学院 情報工学系 学士課程3年)
クルーチーフ 長谷川さんからのコメント
今年の五大学エイトは、昨年に引き続き優勝することができました。これも多くのサポートがあり、部全体が強い組織となってきたことの表れだと思います。この勢いのまま東工大常勝の流れを作っていきます。
男子舵手付きフォア
舵手付きフォアは、漕手が4人となったエイトともいえる競技で、舵手(コックス)1人が加わるため1チーム5人で構成されます。優勝したメンバーを紹介します。
- 阿部拓海さん(物質理工学院 応用科学系 学士課程2年)
- 奥井優さん(理学院 地球惑星科学系 学士課程3年)
- 金子寛明さん(理学部 地球惑星科学科 学士課程4年)
- 奥村直仁さん(情報理工学院 情報工学系 学士課程3年)
- 中森康友さん(工学院 機械系 学士課程3年)
クルーチーフ 中森さんからのコメント
スタートでリードされる厳しいレースでしたが、最後まで粘り強く漕ぎきり、優勝することができました。サポートしてくれたマネージャー、応援してくださった皆さんに感謝するとともに、これからも高みを目指して日々努力していきます。
男子シングルスカル
シングルスカルは、オールを2本持ってスカルタイプのボートを一人で漕ぐ、ボート競技唯一の個人種目です。優勝したメンバーを紹介します。
- 増田大樹さん(工学院 システム制御系 学士課程3年)
増田さんからのコメント
来年も優勝します。
男子ダブルスカル
ダブルスカルは、1人2本ずつ両手にオールを持って漕ぐ、スカルタイプのボートを2人で漕ぐ競技です。準優勝したメンバーおよび、出場したメンバーを紹介します。
- 小木曽喬皓さん(環境・社会理工学院 融合理工系 学士課程2年)
- 白井威流さん (理工学院 地球惑星科学系 学士課程3年)
クルーチーフの白井さんからのコメント
応援してくださった方ありがとうございました。ダブルスカルは優勝することができず、悔しさが残る大会になりましたが、これからも練習し、来年は優勝できるような実力をつけていきたいと思います。
- 内田陸さん(物質理工学院 応用科学系 学士課程2年)
- 鴨下正彦さん(理工学院 化学系 学士課程3年)
クルーチーフの鴨下さんからのコメント
五大学レガッタでは序盤のミスが響き、大きく引き離され4艇中4位という不本意な結果に終わってしまいました。ただミスがなかったとしても3位以上だったかどうかはわからないので、結果は受け止め、ミスをカバーできる体力をつけていこうと思います。
- 東工大ボート部 第58回全日本新人選手権大会で8位入賞|東工大ニュース
- 東工大ボート部 全日本選手権で5位入賞|東工大ニュース
- 東工大ボート部 第40回東日本新人選手権競漕大会優勝|東工大ニュース
- 東京工業大学端艇部