東京・上野の国立科学博物館にて開催された「2018夏休みサイエンススクエア」に、8月11日~12日の2日間、東工大 生命理工学院 生命理工学系の山田拓司研究室JCHM※が出展しました。
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- 日本ヒト共生菌叢研究協会(Japanese Consortium for Human Microbiome、JCHM)は、日本人腸内環境の全容解明に関心を持つ関係機関・団体・企業との連携によるコンソーシアムです。本学生命理工学院 生命理工学系の山田拓司准教授が代表を務めています。
出展テーマは昨年に続き今夏も「腸内細菌ってなんだ?」です。ヒトの腸内には、1,000種100兆個体の細菌が共生していると言われています。近年、腸内細菌の解析技術が飛躍的に向上し、これらの細菌を網羅的に調査することが可能になったことで、さまざまな発見が相次いでいます。そうした目に見えない細菌の活動や仕組みを子どもにも分かりやすく学んでもらうことを目的として、生命理工学院の学生たちが腸内細菌ボードゲーム「バクテロイゴ」を開発しました。
国立科学博物館には夏休み中の子どもたちが多く来場しており、大変な賑わいを見せていました。
「腸内細菌ってなんだ?」には保護者を含め計約150人が参加しました。
参加した子どもたちが理解できるよう、東工大生サポーターが腸内細菌の存在と働きについて分かりやすく説明した後、子どもたちは東工大生サポーターと一緒にボードゲームを楽しみました。遊びながら腸内細菌の働きについて知る事が出来るのがこのゲームの特徴です。
「腸内細菌ってなんだ?」のイベントはこれまでも開催していますが、参加する子どもたちの反応は毎回異なり、学生にとっても学習と発見の機会となっています。今後も活動を続け、たくさんの方々にバイオサイエンスの面白さに触れていただくきっかけを作りたいと思います。
- 山田研究室
- JCHM 日本人腸内環境の全容解明と産業応用プラットフォーム
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- サイエンススクエア ―国立科学博物館―
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生命理工学院 山田研究室
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