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第4回ホームビジットプログラム開催報告

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6月中の週末に留学生の日本文化体験および東工大生との学生交流を目的としたホームビジット(家庭訪問)が行われました。このプログラムは、本学協定校などからサマープログラムとウインタープログラムに参加する学生を対象としており、今回で4回目の開催です。

参加した本学学生からのメッセージをご紹介します。

ホームビジット受け入れ家庭、東工大生からのメッセージ

東工大生の家庭でのホームビジット

参加学生:ハーバード大学 チャン・ダニエルさん

本学学生:清原明加さん(第4類 学士課程1年)

食事を楽しむダニエルさん(左)と清原さん(右)
食事を楽しむダニエルさん(左)と清原さん(右)

とても楽しかったです。ホームビジットは初めてのことだったので、うまく英語でコミュニケーションがとれるかなど、正直心配なところもありました。でも、ダニエルがすごく話を聞くのが上手で、うまく汲み取って聞いてくれたので、話が予想以上に盛り上がりました。いろいろな話をして、暮らしの違いなどに触れることができて、とても良い経験になったと思います。特におもしろかったのは、やはり大学の違いです。むこうは外国語の講義で扱う言語がとても多かったりと、多様性の国(米国)ならではの制度のようなものがあり、結構違う部分が多いのだなと感じました。話を聞く中で、実際に一度は行ってみたいという気持ちが強くなり、本当にこのホームビジットプログラムに参加してみてよかったなと思います。少し緊張しましたが、とても有意義なものになったと思うので、また機会があればやってみたいです。どうもありがとうございました。サンキュー、ダニエル!

本学職員の家庭でのホームビジット

参加学生:カーネギーメロン大学 グッドマン・エイドリアナさん、デルフト工科大学 ソバー・ロハンさん

本学学生:小林直樹さん(環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程 専門職学位課程2年)、伊藤由実子さん(物質理工学院 応用化学系 修士課程1年)

伊藤さんのコメント

エイドリアナさん、ロハンさん、小林さんとともに、ホームビジットに参加しました。訪問先では、留学生だけでなく私たち日本人学生もあたたかく迎え入れていただき、職員の方とそのご家族の皆様に大変感謝しています。皆で食卓を囲んで日本の文化や海外の生活など沢山の話をし、とても楽しい時間を過ごすことができました。特に、留学生が料理や作法に興味を持って、多くの質問をしてくれたことが印象的でした。また、おにぎりを作ったりカルタをしたりと、留学生と一緒に日本の家庭ならではの経験をできたことも新鮮でした。

ホームビジットでは、観光地や食事に行くのとは異なり、よりくつろいだ雰囲気で交流できたため、日本人学生にとっても非常に良いプログラムだと感じました。また、料理など外では体験できない日本文化を紹介できることも魅力だと感じました。今後機会があれば、私の家にも留学生を招きたいと思います。

おにぎり作りを楽しむ学生達
おにぎり作りを楽しむ学生達

左から伊藤さん、エイドリアナさん、ロハンさん、小林さん
左から伊藤さん、エイドリアナさん、ロハンさん、小林さん

参加学生:スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH) リ・モンさん、モスクワ大学 グラノヴスキー・アレクサンダーさん

本学学生:片山善博さん(工学院 経営工学系 修士課程1年、2018年9月ETH派遣交換留学予定)

片山さんのコメント

茶道を楽しむ片山さん、モンさん、アレクサンダーさん(左から)
茶道を楽しむ片山さん、モンさん、アレクサンダーさん(左から)

普段体験できないような日本文化の体験ができて、貴重な時間を過ごせました。今回学んだ日本文化を、スイスに留学し他の留学生に日本文化を説明する際に用いようと思いました。留学生たちも普段体験できないような日本文化を体験できてよかったのではないかと思います。

普段なかなか留学生と交流する機会がないので、このような留学生と交流できる機会というのは貴重であり、海外留学を控えている人にとって下準備に十分になると思いました。

また是非機会があれば協力したいと思います。

参加学生:ライス大学 ジャクソン・ハンナさん、ウィーン工科大学 ブリーム・カリナさん、シンガポール国立大学 ジャン・シャンさん

本学学生:大貫絵莉子さん(環境・社会理工学院 建築学系 学士課程3年、第1回ホームビジット受け入れ学生)、市村知輝さん(環境・社会理工学院 建築学系 学士課程3年)、福田萌斐さん(情報理工学院 数理・計算科学系 学士課程3年)

市村さんのコメント

初めての参加でしたが、予想以上に楽しいホームビジットでした。同じ建築学系の留学生と話せたことはとても有意義であり、各国のカリキュラムの違いが判り興味深かったです。久しぶりに英語を話せたのはもちろん、もっと勉強しなければならないと痛感できました。なによりもたくさんのおいしいごはんと素敵な機会を用意していただいた職員の方には、心から感謝申し上げます。

福田さんのコメント

留学生と学生交流をする機会はこれまでも何度かありましたが、家で、という普段はない場で行うことで、留学生の満足度も交流の密度もとても高いものであったと実感しています。

私自身もシンガポール派遣に参加した際にホームビジットを体験しましたが、特別なことは何もなくても、一緒に家で過ごし色々な話をしながらご飯を共にするだけで、とても新鮮で楽しかったことを覚えています。何か留学生のために用意されたものを体験するよりも、現地の家庭の生活に溶け込んでみることが、むしろ貴重で良い思い出になるのではないかと思いました。

また、この機会を通じて、日本の生活に根付いている文化を客観的に観察することができ、日本人の私にとっても大変収穫の多いものとなりました。職員の方のご家庭にお招きいただき、このような有意義な経験をさせていただけて本当に良かったです。ありがとうございました。

皆で作って食べたお好み焼き
皆で作って食べたお好み焼き

公園でブランコを楽しむ学生達
公園でブランコを楽しむ学生達

本プログラムは、「スーパーグローバル大学創成支援事業(Top University Global Project)」による取組みの一環として開始しました。

「スーパーグローバル創成支援事業」は、2015年に文部科学省が開始したプログラムで、日本の高等教育の国際競争力の向上を目的に、海外の卓越した大学との連携や大学改革により徹底した国際化を進める、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や国際化を牽引するグローバル大学に対し、制度改革と組み合わせて重点支援を行うことを目的としています。

東京工業大学は、これからも留学生と本学学生の交流の場を創出するため様々な活動を行っていく予定です。

お問い合わせ先

国立大学法人 東京工業大学 留学生交流課

E-mail : summer.program@jim.titech.ac.jpwinter.program@jim.titech.ac.jp

Tel : 03-5734-3785 / 3786


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