猛暑が続いた夏休み期間中の8月25日と26日の2日間、大岡山キャンパスにおいて科学教室を開催しました。今回の科学教室は、東工大基金による支援事業の一つ「理科教育振興支援」と東京工業大学博物館の後援を受け、濱口幸久名誉教授と濱口研究室の卒業生とともに実施しました。
植物の葉について学ぼう ―葉脈のしおりを作ろう―
25日の科学教室「植物の葉について学ぼう ―葉脈のしおりを作ろう―」においては、植物の葉の役割を学び葉脈の構造を観察するため、参加者が学内の植物から葉を採集しました。採集した葉を実験室に持ち帰って、葉脈を蛍光染色して観察したり、葉肉を取り除いて葉脈の標本を作製したりしました。参加者は最後に「しおり」にして持ち帰りました。
ウニについて学ぼう ―ウニランプを作ろう―
翌26日には「ウニについて学ぼう ―ウニランプを作ろう―」を実施しました。参加者はウニの構造を学び、海水中のウニやヒトデ、ウミホタルの行動を観察しました。その後、ウニの殻を利用しLEDライトを使って「ウニランプ」を作成し、各自持ち帰りました。
今回は小学4・5・6年生の親子を対象とした企画だったので、参加者は親子で共同作業をしながら夏の思い出作りを楽しみました。
- 東京工業大学博物館
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- 科学教室「棘皮動物の不思議な世界2017」開催報告|東工大ニュース
- 東京工業大学基金 理科教育振興支援