8月25日、中高生のためのプログラミング教室を開催しました。
東工大のデジタル創作系サークルであるtraPが定期的に主催し、プログラミング未経験の中高生に対し、グループワーク形式でプログラミングを教える教室です。JavaScript(ジャバスクリプト)というプログラミング言語を用いて、参加者全員が簡単なインベーダーゲームを制作しました。今回は東工大大岡山キャンパス南4号館の講義室を借りて開催しました。また、株式会社サポーターズにもご協力いただきました。
当日は中学生、高校生合わせて50名弱の参加者を迎え、参加者4名と講師となる東工大生2名程度のグループ形式で教室が始まりました。アイスブレイクで緊張をほぐした後、開発環境を導入したところで、東工大生の説明を聞きながら実際にプログラミングをしていきます。どのグループも賑やかに、着実に進んでいました。
ゲームの基本的な形が出来たところは、参加者から「こんな風にしたい」「こういう機能を追加したい」などといった要望を聞き、それを実現するために講師と一緒にプログラムの書き方を考えるといった一幕もありました。東工大生のアドバイスのもと、いくつかの追加要素を実装出来たところもあり、教室は盛況のうちに幕を閉じました。
講師リーダーの加茂雄也さん(情報理工学院 情報工学系 学士課程2年)のコメント
私はソフトウェア開発に興味があり、現在は情報工学系の授業などでプログラミングを勉強しています。
プログラミングには複雑な専門知識が必要なイメージがあるかもしれませんが、そういった知識がなくとも始めることが出来ます。
今回の教室で、参加者の皆さんに実際にゲームを作ってもらうことでプログラミングの難しいイメージを払拭し、身近に感じてもらえたら幸いです。
デジタル創作同好会traPとは
ゲーム制作を中心に、プログラミング、DTM(音楽制作)、2Dイラスト、3Dモデル、ドット絵、競技プログラミング、CTF(コンピュータセキュリティ技術を競う競技)など幅広く取り組んでいます。
デジタルコンテンツのチーム制作や技術共有を目的として、2015年4月に設立したサークルです。
また、ゲーム制作者交流イベントや中高生向けのプログラミング教室を主催するなど外部との交流も積極的に行っています。
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