8月29日、東工大がタイの関連機関と連携して運営している大学院、TAIST-Tokyo Tech(Thailand Advanced Institute of Science and Technology 以下、TAIST)の2017年度修了式がタイ国立科学技術開発庁(NSTDA)で行われました。多数の来賓が出席し、盛大に修了生の門出を祝しました。
TAISTは、タイ政府からの要望により、理工系分野での高度な「ものつくり人材」の育成と研究開発のハブを目指して、2007年に設立された国際連携大学院です。タイの先端研究機関であるNSTDA とタイの4大学(キングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)、キングモンクット工科大学トンブリ校(KMUTT)、カセサート大学(KU) 、およびタマサート大学シリントーン国際工学部(SIIT))そして東工大の連携により運営されています。今回の修了生を含め、これまでに339名の修了生を輩出してきました。TAISTはThailand Advanced Institute of Science and Technologyの頭文字です。
タイ・パトゥムタニー県タイランドサイエンスパーク内のNSTDAで行われた修了式には、NSTDAからオムジャイ・サイメック副長官、本学から水本哲弥理事・副学長、タイの4大学から代表者が出席し、修了生たちに祝辞を述べました。また、在タイ日本国大使館から小林茂紀参事官が出席し、修了生へのお祝いを述べました。
修了生たちは、水本理事・副学長からプログラム修了証書を、オムジャイ副長官から記念品を授与されました。式典の最後には、修了生およびTAIST協力教員らで記念写真を撮影しました。修了生たちの進路は、東工大を含む博士課程への進学、民間企業や政府機関への就職など様々です。TAISTで学んだ知識や経験を活かし、大いに活躍することが期待されます。
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