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「留学生と外資系企業のための交流会 Career Talk」開催報告

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1月24日、東工大大岡山キャンパスの百年記念館で「留学生と外資系企業のための交流会 Career Talk~New Information Exchange Event with Foreign Companies」が行われました。東工大イノベーション人材養成機構(IIDP)と学生支援センターキャリア支援部門が、独立行政法人 日本貿易振興機構(JETRO)の協力を得て開催しました。

企業のブースで情報・意見交換を行う東工大留学生

企業のブースで情報・意見交換を行う東工大留学生

企業のブースで情報・意見交換を行う東工大留学生

企業のブースで情報・意見交換を行う東工大留学生

国内の外資系企業を対象とした「日本の投資環境に関するアンケート」(JETRO実施)によると、ビジネスを行ううえでの阻害要因として「人材確保の難しさ」が毎年上位に挙げられています。中でも、即戦力、特に外国語が堪能な理系人材の確保は大きな課題です。一方、日本で働きたい外国人留学生の就職率を引き上げることは、日本政府の政策課題にもなっています。留学生(グローバル人材)と外資系企業が接点を持ち、情報交換を通じて理解を深める機会は双方にメリットが大きいことから、約10年前から交流会を開催するようになりました。今回、内容・規模を更に発展させた形で初めてJETROとの共催で開催しました。

当日は、エリクソン・ジャパン(スウェーデン)、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(アメリカ)、マイクロン・メモリ・ジャパン(アメリカ)を始めとする28社がブースを構え、約3時間にわたって東工大留学生約250名と熱心に情報・意見交換を行いました。

参加した学生からは「今まで知らなかった外資系企業をたくさん知ることができました。インターンシップのきっかけにもなりそうです」「外資系企業と留学生に特化した交流会は珍しく、とても有意義でした」「企業のニーズや求める人材像をフェイス・トゥ・フェイスで聞くことができました」などの感想がありました。また企業からも「学生が知りたいことや学生の考えを聞く良い機会となりました」「ほとんどが理系のバックグラウンドを持つ学生だったので、大変有意義でした」「留学生の方がとても熱心でした」といった声が聞かれ、双方にとって満足度の高いイベントとなりました。

外資系企業の9割が理系人材を求めていると言われ、学生のアクセスが容易な大学内で交流会を開催した意義は大きいものがあります。また、2018年5月に「日本経済の発展と国際的に活躍する人材育成を目指した包括的連携推進協定」を締結した東工大とJETROの連携強化にもつながりました。

グローバル人材の育成がますます重要になる中、交流会の継続開催や、講義への外資系企業からの講師派遣などでJETROの協力を得ながら、留学生を一層、支援していきます。

お問い合わせ先

イノベーション人材養成機構(IIDP)

E-mail : iidpinfo@jim.titech.ac.jp

Tel : 03-5734-7615(内線:7615)


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