東京工業大学(以下「東工大」)と株式会社リコー(以下「リコー」)は4月1日、「リコー次世代デジタルプリンティング技術共同研究講座」を開設しました。次世代デジタルプリンティング技術の核となる要素技術研究を行い、技術の開発・設計を提示します。
東工大 工学院 機械系の武田行生教授とリコーは、学術指導「リコー東工大新技術研究会」を3年6ヵ月行っており、本講座の開設はこの学術指導を発展させたものです。商用・産業用インクジェット印刷のインク着弾からメディア浸透、乾燥までの熱流動・材料挙動の基礎現象を解明し、次世代製品の開発につなげて行くことを目指します。
講座開設にあたり、益一哉東工大学長と坂田誠二リコー専務執行役員CTO(最高技術責任者)が懇談し、本講座における研究の加速および東工大とリコーの連携強化について話し合いました。
本講座の概要 |
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名称 |
リコー次世代デジタルプリンティング技術共同研究講座 |
研究実施場所 |
工学院および物質理工学院 |
設置期間 |
2019年4月1日(月) - 2022年3月31日(木)(3年間) |
大学代表者 |
岩附信行 工学院長 |
共同研究担当教員 |
工学院 機械系 伏信一慶 准教授(代表)(熱流動、電子機器実装他)、花村克悟 教授(熱流動、ふく射伝熱他)、齊藤卓志 准教授(熱流動、材料加工他)、物質理工学院 材料系 鞠谷雄士 教授(材料、繊維他)、扇澤敏明 教授(材料、高分子他)、森川淳子 教授(材料、熱物性他) |
共同研究講座教員 |
門永雅史 特任教授、加藤弘一 特任講師 |