東京工業大学は3月13日、学校法人東邦大学と連携・協力推進にかかわる包括協定を締結しました。「医工連携」を進めるなど、大学間連携を強化する教育・研究や人材交流に取り組み、両大学の更なる発展と一層の社会貢献をめざします。
東工大大岡山キャンパスで開かれた包括協定調印式には益一哉東工大学長と高松研東邦大学長が出席し、包括協定に署名しました。両学長は、連携と協力の進め方について話し合いました。
本学と東邦大学は、教育・研究のそれぞれの分野において交流を重ね、更に両大学の「強み」を活かした連携を発展させることができないか意見交換を行ってまいりました。包括協定を締結することにより、以下のような効果が産まれることが期待されます。
東邦大学の医療センターは大森病院、大橋病院、佐倉病院を運営しています。東邦大学が、医療現場で生じたニーズを本学に提示し、本学が工学の観点でその解決策を示す医工連携を進めて、メディカルイノベーションの創出を目指します。
また、本学の理工系学生が東邦大学の医療センターにおいて、病院実習カリキュラムを行って医療現場を体験することにより、新たな発見や研究のヒントを得るといった教育効果が期待されます。
今後、この包括協定に基づき、連携・協力の施策について具体的な取組みを進めてまいります。