東京工業大学リーダーシップ教育院(ToTAL)は12月2日、第3期(12月登録)生の登録式およびオリエンテーションを行いました。今回は、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、オンラインで開きました。2020年12月登録の第3期生には9名が登録しました。
2018年4月に設立されたリーダーシップ教育院は、卓越した専門性に加え、変化の激しい時代に、グローバルシチズンとして自他を活かして新たな価値を創出するリーダーシップを備えた人材の育成をミッションとし、リーダーシップエクセレンス教育を提供する、大学院修士課程・博士後期課程一貫(最長5年間)の教育プログラムです。
益一哉学長の祝辞の中では、リーダーシップ教育院が博士課程教育リーディングプログラムで培った経験を生かして設立されたことや、リベラルアーツ研究教育院をはじめとして多様な専門とバックグラウンドを持った教員が所属するプログラムであることが説明されました。また、本学が2018年、文部科学大臣から指定国立大学法人の指定を受けたことが触れられ、「指定国立大学法人として教育目標の一つとして掲げるstudent-centered learning(スチューデント・センタード・ラーニング、学生本位の学び)を推進するプログラムの一つであるこのリーダーシップ教育院において、提供される先進的なカリキュラムを通し、沢山のことを積極的に学び、リーダーシップの力を育んでほしい」との話がありました。
益学長の祝辞に続き、水本哲弥理事・副学長(教育担当)と佐藤勲理事・副学長(企画担当)からの挨拶と、井村順一リーダーシップ教育院長から教員の紹介がありました。最後に、登録生が、自己紹介し抱負を語りました。 登録式に先駆けて行われたオリエンテーションでは、登録生と教員が2つのグループに分かれ、学生が所属する学院の系・コースにおける専門教育に加えて受講する「社会課題の認知」「グローバルコミュニケーション」「リーダーシップ・フォロワーシップ養成、合意形成」「オフキャンパスプロジェクト(3ヵ月程度)」「幅広い教養」といったリーダーシップ教育院が提供するカリキュラムなどについて、教員から説明がありました。
異なる専門分野、文化的背景をもつ仲間と切磋琢磨する中で、志を立て成長してゆく学生達の今後の活躍にご期待下さい。
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