東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の日本語セクションは、東工大に留学した新入生を歓迎するイベント「ウェルカム・コーヒー・アワーズ」を10月1日、オンラインで行いました。コロナ禍以前は対面で実施していましたが、春の開催に続き今回も、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンラインで2部に分かれて行いました。合計で70名を超える新入留学生や活動を支援する先輩留学生、日本人学生が参加し、交流を楽しみました。
イベントでは3つのテーマ別にオンライン上でグループを分けました。新入留学生は「先輩学生との日本語の会話練習」「日本語授業受講に関する日本語の先生との相談」「東工大国際交流学生会(SAGE)メンバーとの交流」のテーマの中から、それぞれの関心に沿ってグループを選んで参加し、交流を楽しんでいました。また、第1部では井村順一副学長(教育運営担当)、第2部ではリベラルアーツ研究教育院の山元啓史教授が新入生へ向けたお祝いのメッセージを述べ、参加者全員で新入留学生を歓迎しました。
イベントの最後に、オンラインでスライドを共有し、感想を書きあいました。そこでは、「楽しかったです」「日本にはまだいけないですが今回のパーティーでみんなと話し合うのはうれしかったです」「日本語をべんきょうしている友だちにあえてうれしかったです」などが見られました。
担当教員から
今回も、東京工業大学に入学後も来日が叶わない新入生の留学生がたくさん参加してくれました。限られたオンライン空間ですが、東京工業大学での教職員や先輩留学生、日本人学生が新入生の皆さんを歓迎し、留学生活を応援していることを少しでも体感してもらえたとしたら、とてもうれしく思います。入学おめでとうございます。
(リベラルアーツ研究教育院 小松翠講師)
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