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「第14回高校生バイオコン&第15回東工大バイオものコン2022」開催報告

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東京工業大学生命理工学院は、1月22日「第14回高校生バイオコン&第15回東工大バイオものコン2022」をオンライン開催しました。

「高校生バイオコン」は、全国から応募した高校生チームが小中学生向けバイオ系教材を開発、その成果をコンテストとして競い合います。各高校には、本学の大学生がTAとしてサポートにつきます。「バイオものコン」は学士課程2年目・3年目の選択科目「先端バイオものつくり」を受講した学生が1人もしくはチームを組み、バイオに関する自由な発想の「ものつくり」に取り組んできた成果を発表します。

今回は、高校生は全国から8高校11チーム、大学生は4チームの全15チームが参加しました。

チーム名(学校名)と発表タイトル

  • チーム ふぉっしる(清真学園高等学校・中学校) ─ シーラカンス愛(LOVE)
  • まるちめーた(神奈川県立相模原中等教育学校) ─ 腸内環境の改善と健康
  • 一福神(東京工業大学) ─ 脳の活動を体験する楽器
  • 歯!(桐蔭学園高等学校)─ 身近な動物の歯の構造について
  • パッショーネ(神奈川県立厚木高等学校)─ The☆ペプシファイターズ
  • 倒立実像(東京工業大学)─ 見えるようになりたい~視覚器の光学的側面から~
  • "Fun"gus ガールズ(清泉女学院中学高等学校) ─ 菌の人体攻略LEGO合戦
  • みぐらとりー(神奈川県立相模原中等教育学校)─ ワタリどりーむ~旅する鳥たち~
  • punny(清真学園高等学校・中学校)─ 地球を守ろう!プラネタリーバウンダリー
  • 必殺チャタテムシ駆除捕獲人(東京工業大学)─ チャタテムシ
  • Neutralization(麻布大学附属高等学校) ─ 身近なものから学ぶpHの世界
  • 新宿がん予防プロジェクト(東京都立新宿高等学校) ─ 意外と知らない!?がんの姿
  • Homo gakugeis(東京学芸大学附属高等学校) ─ 遺伝子と品種改良のモデル
  • ロケット団(麻布大学附属高等学校) ─ 野菜ロケット~酵素を目で感じよう~
  • 鈴木遥大(東京工業大学) ─ 水質汚濁

発表は質疑応答も含めた1チーム12分を持ち時間として、小中学生が自宅でもできる教材を意識した作品を多くのチームが作成していました。

ポスターセッション

各チームの作品を紹介したポスターを見ながら、ビデオ会議で個別に発表者と審査員や参加者が対話する時間を取りました。発表時間では聞くことができなかった質問を直接聞き、審査員や本学教員たちからのアドバイスやコメントがあり、参加者にとって有意義な時間になりました。

お試しタイム

小学生を中心とした20名の一般参加者が、学生と対話しながら制作物を体験する「お試しタイム」は、オンライン開催ながら楽しい時間となりました。

審査結果

各賞は、学内の教員2名と学外の審査員6名による総合的な評価によって決まります。また、コンテストに参加している学生自身と教員、一般参加の方々の投票によって決まる「会場賞」と「ポスター賞」も設けられました。

今年度の審査結果は以下の通りです。

高校生バイオコン

優勝

みぐらとりー(神奈川県立相模原中等教育学校)

準優勝

まるちめーた(神奈川県立相模原中等教育学校)
punny(清真学園高等学校・中学校)

横浜市教育委員会賞

ロケット団(麻布大学附属高等学校)

審査員特別賞

新宿がん予防プロジェクト(東京都立新宿高等学校)
Homo gakugeis(東京学芸大学附属高等学校)

高校生ポスター賞

チーム ふぉっしる(清真学園高等学校・中学校)

会場賞

みぐらとりー(神奈川県立相模原中等教育学校)

高校生バイオコンにて優勝と会場賞を受賞した「みぐらとりー」の発表

高校生バイオコンにて優勝と会場賞を受賞した「みぐらとりー」の発表

高校生バイオコンにて準優勝した「まるちめーた」の発表

高校生バイオコンにて準優勝した「まるちめーた」の発表

バイオものコン

優勝

倒立実像

社会貢献賞

倒立実像

実験賞

一福神

大学生ポスター賞

必殺チャタテムシ駆除捕獲人

バイオものコンで優勝と社会貢献賞を受賞した「倒立実像」の発表

バイオものコンで優勝と社会貢献賞を受賞した「倒立実像」の発表

今回は、神奈川県立相模原中等教育学校の「みぐらとりー」が、審査員が選ぶ優勝と、全参加者が選ぶ会場賞の2賞を受賞しました。渡り鳥を学ぶ教材として、アナログとデジタル両方の手法を取り入れた、質の高い教材として高評価を得ました。コンテスト終了後には、参加学生たちが審査員や本学教員、学生たちと自由な意見交換の場を持ちました。

昨年に引き続いてのオンライン開催となり、対面よりも説明が難しい中、出来上がった作品は新しい視点を取り入れ、今後が期待される教材ばかりでした。

生命理工学院

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お問い合わせ先

生命理工学院バイオ創造設計室

E-mail : biocreat@bio.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-2487


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