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国際共同研究のためのMIT訪問

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東京工業大学は、世界のトップ10に入る理工系総合大学を目指して、様々な取り組みを行っています。中でも国際化は、今後の成長・発展になくてはならない要素です。この一環として、東工大と同じ理工系大学である米国マサチューセッツ工科大学(MIT)との交流を活発化させるため、本学三島学長が今年2月にMITを訪問し、Reif学長他と会談しました。

三島学長の訪問結果を踏まえ、機械工学分野での具体的連携を進めるため、9月22日~23日にわたってMITおよびボストンを拠点とする企業を訪ねて交流を行い、今後の共同研究や共同開発の可能性を探る視察団を派遣しました。この視察団には、東工大教員7名と、日本の企業関係者14名が参加しました。9月22日にMITとの共同ワークショップを実施し、23日にはボストン地区の大学(MITとハーバード大学)及びMIT発のベンチャー企業を訪問しました。

オープニングセッションでMITの紹介をするMIT Gang Chen機械工学科長

オープニングセッションでMITの紹介をする
MIT Gang Chen機械工学科長

オープニングセッションで東工大の紹介を行う理工学研究科 武田 行生 教授

オープニングセッションで東工大の紹介を行う
理工学研究科 武田 行生 教授

引き続き12月にはMITの中心メンバーの一人であるProf. Asadaが来日し、東工大で講演会が予定されています。また、来年には、東工大でMITとの共同ワークショップが計画されています。何れも近づきましたら詳細をご案内しますので、皆様奮ってご参加ください。

この取り組みが新たな共同研究や製品開発プロジェクトにつながり、東工大・MIT・日本企業が協業することで、新たな大型国際共同研究へ繋がることが期待されます。また、機械工学分野での進展をふまえて、さらに分野を広げて交流を進め、研究・教育の両面でMITとの連携を深化させたいと考えています。

ボストンには、MIT以外にもハーバード大学等の教育研究機関や、潤沢なベンチャーキャピタルを背景にICT、医薬、医療機器、エネルギーなどの分野において数多くのハイテク企業が集積しています。将来は、米国企業も巻き込んだ、日米国際産学連携の実現を目標としています。

ポスターセッションで議論を行うワークショップ参加者

ポスターセッションで議論を行うワークショップ参加者

MIT主催夕食会を前に視察ミッションメンバーとMIT Chen学科長他と記念撮影

MIT主催夕食会を前に視察ミッションメンバー、
MIT Chen学科長他と記念撮影

お問い合わせ先
大学院理工学研究科機械系3専攻
東工大-MIT機械系連携構想ワーキンググループ
Email: office@mech.titech.ac.jp


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