東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の日本語セクションは、入学した留学生を歓迎するイベント「ウェルカム・コーヒー・アワーズ」を4月7日、オンラインと対面のハイフレックス式にて行いました。コロナ禍以前は、対面で実施していたイベントですが、感染症拡大防止のため、今年もオンラインを中心に時間帯を2回に分けて催しました。のべ約55名の留学生や活動を支援する日本人学生が参加し、交流を楽しみました。
はじめに日本語セクションの教員から、日本で生活を始める上でのアドバイスや、歓迎の言葉、学内施設の紹介などがありました。続いて、リベラルアーツ研究教育院の小松翠講師が「日本で新しい生活を始めるうえで、考えられる心と身体の不調やその時の対処法」をテーマにアドバイスし、リベラルアーツ研究教育院の佐藤礼子准教授は、西1号館留学生ラウンジで自由に読める漫画を紹介しながら「読みたい漫画があれば、ぜひ読みに来て、たくさん日本語に触れてくださいね」と言葉をかけました。
その後、オンライン上でテーマ別にグループを分け、留学生は「日本語の会話練習」「日本語授業に関する日本語の先生への相談」「東工大国際交流学生会(SAGE)との交流」「東京工業大学留学生会(TISA)との交流」などの中から、関心があるグループを選び参加をし、教員や学生との交流を楽しみました。
交流の後には、神田学副学長(教育運営担当)が新入生へ向けたお祝いのメッセージを述べ、改めて全体で新入留学生を歓迎しました。
イベント後のアンケートでは、「みなさんとてもフレンドリーで、日本生活について自信をもらえました」「とても温かい雰囲気で、フレンドリーな会でした。自由に会話ができて、日本語学習についてたくさんアドバイスをもらえました。参加してよかったです!」「皆さんと対面で会えることを楽しみにしています!」といった感想が寄せられました。
小松講師からのコメント
今回も、来日が叶わないたくさんの新入生の留学生がオンラインで参加し、交流しました。来日が遅れて大変ですが、今後もオンラインでの交流会など、学内の機会を積極的に活用し、そのことで東工大生としてのメンバーシップ(仲間としての意識)を感じてもらいたいと思います。たまたま大学に来ていたということで、留学生ラウンジから「ウェルカム・コーヒー・アワーズ」に参加した在学生もいました。大学キャンパスに来られるようになったら、ぜひ皆さんも気軽に西1号館の留学生ラウンジに遊びに来てください。
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