ナノ空間を有するプルシアンブルーを使って白金族元素を高効率に回収 高レベル放射性廃液ガラス固化プロセス・希少金属リサイクル応用に期待
要点 サブナノ空間を有するジャングルジム型構造を有するプルシアンブルー(PB)が、骨格を構成する鉄イオンと置換することで、白金族元素を高効率に収着する。 高レベル放射性廃棄ガラス固化プロセスおよび希少金属のリサイクルプロセスへの応用が期待できる。 概要 国立大学法人東京工業大学 科学技術創成研究院の渡邊真太研究員、同...
View ArticleTECHクッキングスタジオ~お菓子作りを科学する~を開催
3月11日、東京工業大学は、学生のための国際交流拠点「Hisao & Hiroko Taki Plaza(ヒサオ・アンド・ヒロコ・タキ・プラザ以下、Taki Plaza)」において、学生支援センター未来人材育成部門、学務部学生支援課支援企画グループ、一般社団法人蔵前工業会共催のもと、「TECHクッキングスタジオ~お菓子作りを科学する~」を開催しました。 会場となったTaki...
View Article東工大附属高校のチームが「情熱・先端 Mission-E」にて総合優勝 コストパフォーマンスで競われた技術賞も同時に受賞
東京工業大学附属科学技術高等学校(以下、附属高校)建築デザイン分野生徒のチームは、3月27日に行われた日鉄エンジニアリング株式会社主催(株式会社リバネス企画)の「情熱・先端Mission-E(ミッションイー)『スペースアーキテクチャープロジェクト』」最終コンテストにて総合優勝し、同時に技術賞にも選出され、ダブル受賞しました。 完成した構造模型 情熱・先端Mission-E...
View Article受験生向け広報誌「TechTech」40号発行
東京工業大学広報誌「Tech Tech(テクテク)」40号を発行しました。「Tech Tech」は、学士課程・大学院課程の受験生向けに、東工大の最新の研究や学生生活、研究室の様子、卒業生の活躍などを豊富な画像とわかりやすい文章で紹介する広報誌です。最新号は、理学院物理学系の久世正弘教授による「世界を創るテクノロジーGEEK...
View Articleニホンオオカミの起源を解明
要点 かつて日本列島に生息していた3万5000年前の巨大なオオカミと5000年前のニホンオオカミの化石から古代DNA解析に成功 巨大なオオカミは古くに分岐した更新世オオカミ系統の一つであることが判明 ニホンオオカミは巨大な更新世オオカミの系統と後から日本列島に入ってきたオオカミ系統の交雑により成立したことが明らかに 概要...
View Article令和3年度手島精一記念研究賞の授与式を挙行
東京工業大学が、特に優れた業績をあげた東工大関係者と大学院課程学生に贈る2021年度(令和3年度)手島精一研究記念賞の授与式を4月11日、大岡山キャンパス東工大蔵前会館で行いました。授与式には各賞受賞者のほか、本学関係者、本学同窓会組織である一般社団法人蔵前工業会関係者、元手島工業教育資金団役員が出席しました。...
View Articleデジタル創作同好会traPが「中高生のためのプログラミング教室(2022年 春)」を開催
東京工業大学の公認サークル、デジタル創作同好会traPは3月20日、中高生のためのプログラミング教室を株式会社サポーターズの協力を得てオンラインにて開催しました。本教室は、東工大生が講師となり、中学生と高校生へプログラミングを教え、今回で11回目となります。...
View Article2022年度新入留学生を歓迎する「ウェルカム・コーヒー・アワーズ」を開催
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の日本語セクションは、入学した留学生を歓迎するイベント「ウェルカム・コーヒー・アワーズ」を4月7日、オンラインと対面のハイフレックス式にて行いました。コロナ禍以前は、対面で実施していたイベントですが、感染症拡大防止のため、今年もオンラインを中心に時間帯を2回に分けて催しました。のべ約55名の留学生や活動を支援する日本人学生が参加し、交流を楽しみました。...
View Article機械学習の進化が、「レンズ」というカメラの当たり前を覆す 次世代イメージセンシング・ソリューション開発を加速
要点 最先端機械学習モデル「Vision Transformer」に基づく、新たなレンズレスカメラの画像再構成手法を提案 提案した画像処理技術は高速に高品質な画像を生成できることを実証 小型・低コストかつ高機能であるため、IoT向け画像センシング等への活用に期待 概要 東京工業大学 工学院 情報通信系の潘秀曦(Pan Xiuxi)大学院生(博士後期課程3年)、陈啸(Chen...
View Article鉄さびの主成分を使って二酸化炭素を再資源化 多存物質を活用した人工光合成の実現に期待
要点 鉄さびの主成分であるα型酸水酸化鉄からなる新しい固体触媒を開発 可視光をエネルギー源として、CO2を水素のキャリア物質であるギ酸へ変換 世界最高のCO2還元選択率でギ酸を得る初の鉄系固体触媒を実現 概要 東京工業大学 理学院...
View Article貼り付けるだけ!柔らかく伸びる光センサシートを開発 多様な環境の水質を高度に可視化
要点 サンプル非採取、ラベルフリー、かつ外部光源不要なシート型非破壊液質計測手法を確立 高感度・広帯域な光センサを搭載したストレッチャブルシートデバイスにより、多種形状の配管への貼り付けを実現 センサシートは配管亀裂や配管内液体の濃度・温度・粘性・流れる位置を簡便に可視化できるため、将来、ユーザーフレンドリーな配管環境計測システムの実現に貢献 概要 中央大学 理工学部の河野行雄教授(東京工業大学...
View Article藤井信生名誉教授が令和4年春の叙勲を受章
令和4年(2022年)春の叙勲において、東京工業大学の藤井信生名誉教授が瑞宝中綬章を受章しました。長年にわたる教育と研究への多大な貢献が評価されたものです。 コメント 藤井信生名誉教授 東京工業大学の優れた研究・教育環境の下で、優秀な研究仲間、学生、事務職員に支えられて、研究・教育に専念できたことが、この栄えある受章に繋がったものと思っています。...
View Article「量子コンピューティング研究拠点」を設置 中長期的な視野で基礎理論研究を推進
東京工業大学は、国際先駆研究機構内に量子コンピューティングの基礎理論の研究を推進する「量子コンピューティング研究拠点」を4月1日に設置しました。 本拠点では、量子ゲート方式および量子アニーリング方式の量子コンピューティングに関わる基礎理論の研究を中長期的な視野に立って強力に推進するとともに、社会人を対象とした量子コンピューティングの基礎理論講座を開講し、社会に貢献していきます。 拠点概要 名称...
View Article世界最高性能のスピントロニクス界面マルチフェロイク構造を実証 スピントロニクスデバイスの電圧情報書き込み技術へ新たな道
要点 強磁性体(磁石)[用語1]と圧電体[用語2]の接合構造(界面マルチフェロイク構造[用語3])において、スピントロニクス界面マルチフェロイク材料の世界最高性能を達成。 電界印加による磁化方向の繰り返しスイッチングを実証。...
View Article関口仁子教授が第42回猿橋賞を受賞
東京工業大学 理学院 物理学系の関口仁子教授が第42回猿橋賞受賞を受賞しました。主催する一般財団法人「女性科学者に明るい未来をの会」が4月25日に発表しました。贈呈式は5月29日に学士会館にて開催されます。...
View Article東工大生たちが2022年度の国際交流イベント「若葉祭」を開催
東京工業大学大岡山キャンパスの国際交流施設Hisao & Hiroko Taki Plaza(ヒサオ・アンド・ヒロコ・タキ・プラザ、以下Taki Plaza)で4月16~17日の2日間、学生支援・国際交流イベント「若葉祭」が開催されました。今回が第2回の開催となる本イベントでは、前回に引き続き、Taki Plazaのコンセプトの一つである学生同士の交流を多くの人が体験しました。...
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