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四大学連合合同読書会を開催

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東京工業大学と東京医科歯科大学、東京外国語大学、一橋大学の四大学連合は、8月18日から9月1日の2週間にわたって、学生の合同読書会を開催しました。4大学から参加した33名の学部生が、大学混交の6グループに分かれて、歴史家ユヴァル・ノア・ハラリの話題作『21 Lessons:21世紀の人類のための21の思考』を読み、討議を重ねて、活発な意見交換を行いました。

読書会は、ウイズ・コロナの時代を見据えて、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式とし、8月18日の第1回合同ミーティングは東京医科歯科大学を会場とした対面形式で、9月1日の第2回合同ミーティングはオンライン形式で実施しました。

東京医科歯科大学での第1回合同ミーティング

東京医科歯科大学での第1回合同ミーティング

第1回の合同ミーティングでグループごとに取り上げる章を決めたあと、オンラインによるグループ独自の討議を積み重ねました。第2回の合同ミーティングでは、討議の結果を発表して、全体での質疑応答を行いました。

課題図書の全21章より、「雇用」(2グループが選択)、「移民」、「教育」、「宗教」、「自由」を扱った章を取り上げ、テクノロジー、コミュニティー、宗教、政治体制といった相対的に大きな立場と、人間、個人、アイデンティティという個別的な立場とのバランスをどうとるべきか、という問題に焦点があてられ、活発な意見交換が行われました。

それぞれの特色をもつ4大学が「研究教育の内容に応じて連携を図り」、「学際領域、複合領域の研究教育の更なる推進を図る」という四大学連合憲章の目的を念頭に今回の読書会を企画しました。異なった背景をもつ学生たちが同じ本を読み討議をすることで、文理を越えた学生交流を生み出すことを目標としています。読書会の募集案内に示されたように、「分野が異なる仲間との議論」から「常識を打ち破る新たな発想」を呼びおこし、「様々な社会課題の克服」につながる学生自身の「羅針盤」を手に入れることが趣旨です。

課題図書の章を検討するグループ
課題図書の章を検討するグループ

グループ討議の発表をする参加者
グループ討議の発表をする参加者

第2回合同ミーティングのあとに出された学生アンケートをもとに、来年度の新しい学生交流企画を進めていく予定です。

お問い合わせ先

学務部 教務課 総務グループ

Email kyo.som@jim.titech.ac.jp


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